番組審議委員会2022年9月
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23.01.17

修正版掲載日:2023年1月27日
番組審議委員会2022年9月
- 開催年月日
2022年(令和4年)9月 - 開催場所
新型コロナウィルス感染防止策として、書面のみにて実施 - 出席委員
委員総数 7名
出席委員数 7 名(欠席委員数 0名) - 議題
審議作品『ゴーゴー!のりものタウン」』第493 話・第497 話(各10 分)」について
放送日程:毎週月曜 10 時00 分(各10 分)
参考)『ゴーゴー!のりものタウン』
2012 年から放送しているキッズステーションのオリジナル「のりもの」専門番組です。
のりもののことなら何でもお任せ!毎回色々なのりものを紹介!
みんなが大好きな「のりもの」のことをのりものタウンに住んでいる「ガシャキンGT」と森の妖精「ラッピー」が楽しく紹介いたします。 - 議事の概要
従来は、議事進行を重村委員⾧に委任し、従前に視聴していただいた審議作品について、各委員よりご意見をいただく形式である。今回は新型コロナウィルス感染防止策として、前回に引き続き、以下の内容について、各委員から書面でのご回答をいただく形式とした。- 本作品のご感想
- 本作品のターゲット3歳以上未就学から小学校低学年をメインターゲットに設定しております。をご覧になられてそのようにお感じになりましたでしょうか。
- 番組をご覧になって子供たちが「のりもの」に興味をもち、仕組みや性能などを学べるエデュテイメント(教育・娯楽)番組であるとお感じになりましたでしょうか。
- その他、表現やテーマ等でお気づきの点など。
- 審議内容
- 番組オリジナルキャラクターの“ガシャキン GT”と“ラッピー”のやりとりから、いろいろな乗り物を「仲間」として紹介するやりかたは、とても面白いと感じました。
- 子どもたちはとても乗り物が好きなので、興味を持ってくれると思います。普通では知ることのできない整備の舞台裏など、大人でも知らないことばかりなので、保護者の皆さんも楽しんで観て下さるのではないでしょうか。
- 子どもたちが新たな知識を仕入れて友達に話したりできる内容になっていると思います。
- 「のりもの」のカテゴリーとして単に乗り物としてではなく「ブルーインパルス」を取り上げた点がよかった。大人でも空を見上げて「ブルーインパルス」の描く模様に目を引かれることはあるが、それが、機体としてはT-4 戦闘機が6機でチームを編成しており、それが「ブルーインパルス」というチーム名になっている点など、知らないことがたくさんあり、興味深かった。
- 今回は乗り物としての性能についても学べていると思うが、自衛隊の戦闘機に乗るパイロットや、機体の整備をする人など職業そのものの学びもあったと思う。パイロットの装備や、事前の打ち合わせの重要性など単に乗り物に対する興味だけには留まらない興味喚起につながるのではと思う。同時に「のりもの」としても機体の大きさや煙を出す仕組みなど分かりやすく解説していたと思う。
- 「滑走路でも同じ道を順番を守って進む」「チームみんなで飛ぶから毎日のチェックが大事」など普段の生活でも大事な内容が「のりもの」というテーマの中で伝えられているのが良いと思う。
- ブルーインパルスという素材は子供のみならず、親のほうにも刺さりそうな印象です。
- 昭和の時代、子供の絵本といえば「どうぶつ」と「のりもの」が定番だったと思います。現在、YouTube 含めた動画領域では、かわいい動物の動画はあふれていますが、「のりもの」が相対的に少ないですね。そのなかで鉄道はまだ多いですが、飛行機、クルマ、船、などは少なく、タイアップ先がたくさんありそうな印象です。
- 人間誰しも興味を持ち、すごいなと思う飛行機の曲芸がよくまとめられていると思う。
- 小さな子供向けの番組だが、言葉遣いが少し難しいように感じた。
- 様々なのりものを未就学~小学生低学年に見せるというのはとても良いと思いました。ブルーインパルスを 2 回に分けて紹介したのも興味がひかれた。乗り物についての説明も丁寧、飛行シーンも楽しい。普段見られない乗り物の映像や説明を見られるのは面白いし、親も一緒に見ていて楽しめると思う。コックピットや機体そのものの説明も面白い。番組内では、離陸するまでの展開が未就学や小学生低学年には⾧い気もした。まずは乗り物も一番インパクトがあるかっこよいシーンをもっといくつか見せて興味を引いて、説明は多少簡潔にして、テイクオフ後の飛行シーンをもっと見せた方が、未就学や小学校低学年の興味を書き立てるのには良いのではと思った。
- 未就学・小学校低学年向けとして適度な内容と思うものの、今回はブルーインパルスのかっこよい飛行シーンを存分に見せられると更に楽しくなったと思う。説明は未就学にはやや難しかったかもしれない。
- 乗り物に興味を持ち、仕組みや性能を学ぶという教育・娯楽番組になっている。全体的にはブルーインパルスのことをいろいろ知ることができ、ブルーインパルスに興味を持てる内容となっている。
- この番組を見て様々な乗り物に興味を持ち、そのことによって子供たちの可能性が広がっていくことが期待できるのではと感じた。
- めったに入ることが出来ない航空自衛隊の基地に入って、ブルーインパルスの家を観ることが出来たのは、子どもだけでなく親にとっても未知の世界で、極上の興味満喫であったと思う。
- ブルーインパルスの名称の由来や飛行機のサイズ、コックピットの特徴など分かりやすく説明されている。大人でも興味深く聞いた。
- ブルーインパルスの特技、編隊の組み方、アクロバットや色々な技など、訓練ばかりでは
なく、式典などでのカラー噴霧雲の謎など、科学的な技術の高さを知ることが出来た。 - 日頃は接点の少ない航空自衛隊だが、子どもだけでなく親世代も惹きつける内容だった。
- キッズステーションが開局以来、得意としてきた種類の作品であり、さすがに手慣れた作りである。幼児向けと言いながらも、映像や取材の面での手抜きもなく、一緒に観るであろう親も飽きないように作られている点は高く評価したい。
- 空中での見事な操縦術や飛行形態を売り物にしながらも、そこから子供がメカニックに興味を持ち、理工学系の分野やそのエンジニアや基礎研究者に進むことを後押しするような内容でも面白いように思う。
- 幼児番組における子供役の言葉やセリフが昔ながらのワンパターンのようで気になる。言葉遣いを含めて再検討してもよいのではないか。
- 審議機関の答申又は意見に対してとった措置の内容及び年月日
- 作品については、全体的に高く評価いただきました。
- 一方で、番組演出などの改善点など、今後作品をよりよくしていくためのアイディアも多く教示いただきました。
こうした各員からのご意見を制作者に共有し、今後の制作の参考として参ります。
- 審議機関の答申又は意見の概要の公表
公表の方法 自社ホームページ https://www.kids-station.com/blog/council
社内全体会議等での定期報告・情報共有
公表の内容 「番組審議会議事録」として、発言者個人が特定されない形式で公表
公表年月日 11月下旬までに掲出(予定) - その他参考事項 (特にございません。)
以上