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2012年度 第2回 番組審議会 議事録

I.開催概要

1.日時場所:

2012年9月3日(月) 15:30〜17:50
@キッズステーション本社 roomD

2.審議委員:

阿部敬悦(株式会社講談社フェーマススクールズ 代表取締役社長)
北風祐子(株式会社電通 電通総研 ママラボ所長)
斎藤汎司(株式会社トムス・エンタテインメント スーパーバイザー)
菅谷 実(慶應義塾大学教授 政策・メディア研究科委員)
副島恒次(舞台・TV演出家:バウ・スプリット株式会社 スーパーバイザー)
高芝利仁(弁護士:高芝法律事務所)
宮下友美惠(学校法人静岡豊田学園 静岡豊田幼稚園 園長)

〔欠席〕 田口成光(脚本家・放送作家)

計7名

3.事業者:

[経営] 宮内康行(代表取締役社長)、北折尚志(取締役)
[編成] 因真一郎(放送本部長)、岸田康人(編成部部長)、山本 晋(編成部長代理)、坂本耕作(P)
[制作] 押田聖弘(制作部長)、辻本裕子(P)
[事務局(記録)] 石田千佳子(広報室長)、青木恒子(広報室)

計10名

II.議事内容

1.ご挨拶

代表取締役社長宮内より、以下近況報告を行った。
・ 「ハッピー!クラッピー」公開収録を終えて

2.番組審議

事務局の推薦により委員長に宮下友美恵委員、副委員長に阿部敬悦委員とすることを諮ったところ、満場一致でこれを承認した。

3.番組審議

審議対象番組:1)『緋色の欠片』
       2)『おやこでクッキング』
司会進行:宮下委員長

出資参画アニメ『緋色の欠片』ならびに、4月よりリニューアルをしたオリジナル食育番組『おやこでクッキング』について、事業者側より企画・詳細説明を行い、審議を行った。
(配布した資料に沿って説明)

1)『緋色の欠片』  
(企画・番組説明)  坂本耕作 プロデューサー

今回審議いただく『緋色の欠片』は、女性アニメファン向け作品として出資した全26話のアニメーション。4月〜7月が1期、この10月より2期目がスタートする。

原作は、恋愛アドベンチャーゲームとして累計26万本を発売した人気作品で、「薄桜鬼」シリーズで人気を博したゲームブランド「オトメイト」待望のアニメ最新作。

両親の海外転勤を期に、祖母の家で暮らすことになった主人公、春日珠紀には先祖代々続く“珠依姫”の使命として、【鬼斬丸】という刀を封印することが課せられており、この【鬼斬丸】という刀が出てくるところまでが1期13話となる。

<審議委員意見ならびに事業者側回答>

  • ダイヤル式の電話が出てきたが、時代設定は?
    時代設定は現代だが、山奥の祖母の家ということで少々古い設定に見えているかもしれない。
    珠紀の携帯電話が圏外になっているという演出により、街から離れた、時が止まった場所ということを表現している。
  • 光が強く出るシーンがあり、少し抑えているという印象をもったが、光の明滅について配慮をしているの か。
    光量や彩度、明滅に関しては編集の現場で必ずチェックを行うポイントにしている。
    妖術を使った戦いのシーンは見せどころでもあるので、原作に沿った演出と安全性の両面に配慮している。
  • ゲームや漫画の好きな女性が楽しみに見ている作品だと感じた。
    先日、この作品のゲームメーカー主催のイベントが行われたが、1日1万人入るイベントのチケットが、約10分で完売になるほどの人気で、その9割9分が女性であった。
  • 珠紀を守る守護五家という男性キャラクターは出てくるが、正直これが女性の好むアニメーションなのかと疑問に思った。
    反響からみるとアニメの視聴者層は10代から40代と非常に幅広く、原作ファンもいらっしゃれば、声優のファンもいらっしゃるという構成。
    1期は少しのんびりとした印象を与えたかもしれないが、2期はドラマ性も高まり、珠紀と守護五家たちとのロマンスも浮き彫りになってくるので、今後を期待していただきたい。
  • 女性視聴者を広げていくという目的のために出資をしたと言っていたが、CS放送権の取得だけでは勿体ないという印象。関連商品販売など放送以外の部分での戦略がないと、リターンは望めない時代ではないか。
  • 東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の全国5都市の地上波で放送されているということだが、地上波のあと、はたして有料で見る人はいるのか。
    TOKYO MXが最初に放送し、次に読売テレビ、この2日後に当社が放送するという順番で同週内放送を行っている。TOKYO MX(東京)と読売テレビ(大阪)でカバーできないところを、全国放送の当社で担っていることになる。
  • 放送時間帯を深夜と早朝にした理由は? もう少し浅い時間に編成すれば、これまでこういった作品を見てこなかった人(母親など)にも視聴してもらえるのではないか。
    アニメファン向けの作品は、11時以降の深夜枠の視聴習慣もついており編成を決めたが、格闘シーンはあってもハードな暴力シーンはなく、妖術というファンタジーな面もあり、恋愛の描き方も節度をもった表現なので、放送時間を早めることについては問題ないと思っている。
    リピート放送ではもう少し浅い時間に編成することを検討している。
  • 今の世の中、原作に頼ってばかりいる印象がある。クリエーター志望、脚本を書いてみたいという人はたくさんいる。若いクリエーターを育てつつ、流行発信基地となるような100%オリジナル作品作りにも今後取り組んでいってほしい。

2)『おやこでクッキング』
(企画・番組説明) 押田聖弘(チーフプロデューサー)、 辻本裕子(プロデューサー)

4月からリニューアルをした『おやこでクッキング』は、番組のコンセプトは変えずに、よりエンターテインメントの要素を入れながら、進行役に“けいすけくん”と“ゆあちゃん”を起用。

『ハッピー!クラッピー』でおなじみの“なんじゃ仙人”(番組では“シェフなんじゃ”として登場)と“クルン”も加わり、『ハッピー!クラッピー』のキャラクターが出るスピンオフ番組として、『ハッピー!クラッピー』を見ている子どもにも楽しんで見てもらえるよう、工夫をした。

また、保育園や幼稚園で踊ってもらえる応援ソングとして「スマイルクッキング」という歌を作り、より未就学に響く構成を施した。

番組は、食材にスポットをあてた「テーマ編」と、保育園の食育活動のレポートや、旬の食材や、地元の地産地消を紹介する「保育園編」をそれぞれ2週ずつお届けしている。

  • 進行役の起用は、親近感を持つことができ、『ハッピー!クラッピー』の世界観も体現できていて良いと思う。
    細かいところで言うと、ゴボウを扱っていた「保育園編」の回は、進行役の二人の表情や、やり取りが固い感じがして楽しそうに見えなかった。ソーセージをテーマにした回は、慣れてきた感じが分かった。
    また、折角長いゴボウを見せたのだから、ゴボウがどういうふうに生って、収穫されるのかを見せてほしかった。またゴボウを切りにくそうに切っていたのが気になった。

    ゴボウの回は初めの頃の収録で、演者がまだ収録に慣れていないのが出てしまっていたかもしれない。また、調理に対しても慣れていないため、包丁の使い方がぎこちなかったと思う。
  • ゴボウハンバーグの回では、ゴボウ以外の野菜も入っていたのに、野菜を入れるシーンが省かれていて、どういうふうに野菜いっぱいのハンバーグができたのか、情報として不足していると思った。
    放送では“けいすけくん”と“ゆあちゃん”が楽しく作っているというところを伝え、家庭の中で子どもと親が実際に食材に触れて、コミュニケーションを深めてもらいたいという、食育の観点を優先しているため、細かいレシピについては、WEBサイトで補完をするようにしている。 料理番組であれば工程をお伝えすることが大切な要素となるが、食育番組ということで、実際に子どもが作業できる工程にスポットをあてて制作を行っている。
  • 園児が「スマイルクッキング」のダンスを踊る場面で、“けいすけくん”と“ゆあちゃん”のお手本と左右が違うのが気になった。左右どちらを正とするか、ルールはあるのか。
    『おやこでクッキング』だけでなく、『ハッピー!クラッピー』で行っている手遊び歌の中でも、右手と言ったら演者も右手を出すよう統一している。これは、未就学児の発達の中で、右手がどちらの手かを理解ができるところに起因している。
    番組では、カメラの後ろに保育士の方がいて、見本を見せているケースがあり、この時に鏡で見本を見せていないとカメラに映った画が、逆転してしまう場合があり、結果 “けいすけくん”と“ゆあちゃん”のお手本と逆の手足を出している映像が流れていて混在している。今後は、気をつけていきたい。
  • 出来上がった料理を食べるシーンで、本来お皿を持って食べるのが正しいかもしれないが、やや大きすぎるお皿を、“けいすけくん”が手で持って食べていたのが気になった。例えば取り分けるなどの工夫があってもよいかもしれない。
    今後、気をつけていきたい。
  • 番組タイトルが『おやこでクッキング』なのに、進行役がお兄さんと妹ということで、違和感があった。 タイトルは変えなくても、「お家の人と一緒に作ってみよう」など、セリフが入れば違和感が薄らぐかもしれない。
    兄弟でコミュニケーションをとる姿を見て、自分たち親子でもやってみようという動機づけになればと思っているが、世界観の設定など工夫できるところはあると思うので、検討していきたい。
  • お米は洗うと言うのではなく、研ぐと言うのではないのか。また、ざるにこすりつけては、お米が潰れてしまう。
    研ぐと洗うについては、未就学児は洗う、小学生以上は研ぐという言い方で教育現場において指導をしているという背景がある。
    手を使ったり、道具を使いこなしたりということは、年齢によってできる作業が異なるため、映像でご覧いただいた保育園児の場合は、ざるを使用した洗い方(研ぎ方)が適当だと思われる。
  • 保育園のハンバーグは、ゴボウと人参が大きいのが印象的だった。親としては、子どもの苦手な食材を、園児たちが食べているシーンが魅力的であり、子どもにも見せたいのではないか。
    子どもが苦手だったり好きでない食材を、あえてテーマにしているのか。
    一緒に作って食べると、苦手な食材も食べられてしまうのも事実で、そのあたりは意識している。
  • クルンが、ソーセージ工場に行くシーンで、帽子など頭を覆うものを被っていたほうがよかったのでは。
    エプロンは付けているが、帽子、三角巾の類は被っていなかったので今後配慮していきたい。
  • ソーセージの回では、皮に肉を詰めるシーンが一番楽しかったのて゛、「これは○○でできていて、ソーセージの皮だよ」など、ナレーションでもう少しフォローを入れてほしかった。
    ソーセージの次回作を検討し、そちらではフォローしたい。
  • 賑やかに、楽しくしたいという気持ちかもしれないが、音楽が過剰に感じた。
    米を研ぐ時の音を忠実に拾うとかの工夫もしてほしい。

    今後、気をつけていきたい。
  • 「やさいのようせい」をどうして、番組の途中に入れるのか、日常的なことを行っているシーンの中にアニメーションが入ると違和感がある。
    この時間を使って、食材や作り方の説明に厚みを持たせたほうが良いのでは。

    未就学児には30分の視聴は飽きてしまう恐れがあるため、一休み入れる意味で途中に置いている。
    今後、歌など番組のコーナーを増やしていく計画があるので、違和感のない流れを作るべく、努力をしていきたい。
  • “けいすけくん”は良いキャスティングだと思う。年齢は?
    ありがとうございます。20歳の大学生です。

    −以上をもって本日の番組審議会の議事全てを終了した。

以 上