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「2008年度 第2回 番組審議会 議事録」

I.開催概要

1.日時場所:

2008年8月20日 16:00〜18:00
@キッズステーション 第2・3会議室

2.審議委員:

阿部敬悦(株式会社講談社 第六編集局局長) 浮田周男(株式会社ジェー・プラネット エグゼクティブ プロデューサー)
斎藤汎司(株式会社トムス・エンタテインメント スーパーバイザー)
副島恒次(演出家・プロデューサー:バウ・スプリット(株) スーパーバイザー)
高芝利仁(弁護士:高芝法律事務所)
田口成光(脚本家・放送作家)
宮下友美惠(学校法人静岡豊田学園 静岡豊田幼稚園 園長)

計7名

3.事業者:

内田康幸(代表取締役社長)
貞松慎太郎(業務推進本部長)
因真一郎(放送本部長)
沼生祐介(編成部長)
押田聖弘(P)
山本晋(P)
飯野博之(経営企画室長)
青木恒子(広報室)

計8名

II.議事内容

1.社長挨拶

当社の近況につき、以下報告を行った。

  • 直近加入世帯数報告
  • スカパー単独チャンネル値上げ
  • 夏休み編成
  • 15周年記念番組

2.番組審議

審議対象番組:「よゐこのKIDSぱらだいす!」 (#2)  司会進行:宮下友美惠委員長

「よゐこのKIDSぱらだいす!」について、事業者側より概況、詳細説明を行った後、委員の番組に対する意見も交え審議を行った。

(概況説明) 
2006年5月から継続しているバラエティで、小学館学年誌と連動しながら、「遊ぶ・学ぶ・考える」をテーマにしたコラボ番組。視聴率も好調。

(詳細説明)
小学生といえども1〜6年で年齢差あり、ターゲットのセグメントに苦労している。
「小学生を応援する」というコンセプトのもと、制作しているが、子どもだけでなく、お母さん、お父さんとも一緒に温かく見守り、共に歩んでいこうという隠れたメッセージもある。
ぱどフリーペーパーが運営する「ぱどタウン」という架空のコミュニティを利用したプロモーション活動を行っている。地域密着型で細かいところまでセグメントされており、現在はプロモーション以外にも、小学生が書き込んだアイデアを番組にするというコーナーがスタートしたり、司会者からの質問を投げかけたりするなど、番組と小学生を結ぶ役割を果たしている。

<審議委員意見>

  • 告知(CM)部分は、コマーシャル扱いなのか?告知(CM)映像のラストカットでティッシュペーパーを口に詰め込むカットがあったが、不適切。子どもがまねをしてしまう。
    一方で、自転車に乗れない女の子のチャレンジ企画はとてもすばらしい出来であった。作りも上手いし、ナレーションも良い。後半の企画会議は、いまひとつであった。草かんむり、「草を食べるから草かんむり」という説明はおかしく、本来は、「草だから草かんむり」である。この点は、事前チェックして欲しかった。
  • 昔、大喜利的な番組で造語的なことをやっていたが、色物に触れていかないか心配。
  • きっぱら応援団は、よくできている。タレントを全面に出さず、子どもリポーターにしたのは良い。一方、企画会議については、どういう形で決まっていくかレスポンスがない。全体的には子どもたちが頑張っている。徹底的に子どもたちのおもしろさ、素人っぽさを強調するのがキッズステーションらしいのではないか。
    精肉店をレポートしている場面で、「この肉国産ですか?」の台詞など、いい味を出していて子どもらしい新鮮な面白さがあった。更に企画を膨らませて、職業体験、やってみたい職業などのレポートもよいのではないか。また、昭和という言葉をキーワードにしているが、小学生には昭和も大正も自分の生まれる前であり区別がつかない。昭和という押し付けは大人の発想と感じる。
  • きっぱら応援団は毎回やる企画なのか?チアリーダーなども出演させれば新しさがでるのではないか。
  • 小学生でも1年生と3年生と6年生とでは確かに違う。ターゲットをどこに絞るかはものすごく難しいはず。前フリで司会者のよゐこが結婚の話をしていたが、意味がないのでは。テーマのつながりをもったほうがよいだろう。
  • 撮影場所が何故お寺だったのか。せっかくお寺でやるのなら、それにちなんだ遊びなどを取り入れる工夫があってもよい。また、池上でロケをしているのなら、地域を散策するなどでもよかったのではないか。
  • 自転車に乗る企画は良かった。乗りたい子ども、乗らせたい親がいっぱいいるので、どのようなアドバイスが適切なのかが分る。有効なコツのようなものが専門家を通して伝えられると尚よいと思う。
    違うテーマのときは別の専門家がでてくるのか?
  • 「勇気」ということが最後のキーワードにあったが、「勇気」はものすごい抽象的であり、ちょっとした工夫、具体的には止まり方や降り方を教えてあげるのが現実的。最後に、補助している人が気づかないように手を離し、乗れるようになるカットなどがあればよかった。
  • 自転車に乗れるようになりたい動機が、「妹にいいところを見せたい」のであれば、最後は妹が見ているなどの構成を考えるもの一案ではないか。
  • 一日に3時間ぶっつづけでやっているが、何週間後にあの子が自転車に乗れたというつくり方でもよかったのではないか。違う回でもいいので、スイスイと自転車に乗り走る姿がある方が、しっくりくるかもしれない。
  • 自転車の前に買い物カゴがあり、重そうに見えた。
  • 泳げない子どもには、平泳ぎの北島選手がでてくるとか、大物をどんどんブッキングしてほしい。子どものために役に立ちたいという一流アスリートは意外と多い。小さくまとまらず大胆に挑戦してほしい。
  • 書籍づくりの経験から言えば、子どものためにというと一流プロ選手は多いと思う。
  • メジャーな人物をブッキングするか、地域密着の素人達人的なものにするか、方法・アプローチは2通りあると思う。

<事業者側回答>

  • ひとりでも多くの人に参加してもらうのが企画会議のコーナーで、身近なテーマでじっくりやっていくのが「きっぱら応援団」という位置づけ。
  • 次のテーマは「逆上がり」であり、体育の家庭教師の人が、アドバイスをしている。テーマごとに、プロの方にアドバイスをもらっている。
  • 今回は、自転車に乗れない子を選んだ。最終的に、できないで終わる結末もありうると考えていた。ご指摘のとおり、今後は、後日談的なものもあっても良いかと思う。
  • 前カゴに、臨場感のある絵を撮るためにカメラを搭載したため、若干重そうに見えたと思う。
  • 次回話数では、漢字検定準一級の小学生を招き、適切な漢字の使い方、意味を解説してもらう作りとした。

− 以上をもって、番組審議は終了した。

3.報告

事業者側より、「夏休み編成」「ハッピー!クラッピー」リニューアル、15周年記念番組「環境超人エコガインダー」について、配布資料を元に報告を行った。

  1. 夏休み編成について
    ・8月3日に元モーニング娘の石黒彩さんをMCに起用し、アンパンマン劇場版19作品一挙放送を行った。日替わり編成も行い視聴率も大変良い数字をとることができた。

    ・「ハッピークラッピー」では、夏スペシャルとして、スタジオを飛び出し、野山で昆虫採集の仕掛けをするなど実体験をしながら、分りやすく解説。未就学児向けに好調であった。

    ・終戦の日の前後に毎年編成している“平和ってなんだろう”、今年は「河童のクゥと夏休み」(劇場版)を編成した。兄弟いる家庭では、兄姉がチャンネル権を握る傾向が高いためか、視聴率やや下落した。
  2. 「ハッピー!クラッピー」リニューアルについて
    (概況説明)
    以前より世界観をより発展させた番組リニューアルを構想していた。そして、9月からリニューアルアルした「ハッピー!クラッピー」がスタートする。次回は番組内容についての審議ができるかもしれない。

    (詳細説明) 
    新たな「ハッピー!クラッピー」は、「ハピクラタウン」「ハピクラ動物園」「ハピクラの海」「ハピクラ音楽劇場」など、子どもたちがワクワク・ドキドキする楽しい場所『ハピクラタウン』で展開される。
    スタジオ収録は、「ハピクラの森」を設定しており、毎回子どもたちが興味を持つ「実」のなる不思議の木から、一つ実を選んで物語が展開する。
    メインパーソナリティには、2歳の娘の母親でもあるタレントの新山千春が子どもたちのお母さんと同じ目線“チハルー”として登場。子どもたちの化身でもある森の妖精“ラッピー”と一緒にいろいろな題材に取り組む。また、ハピクラ山に住む“なんじゃ仙人”は、取り組む題材にアドバイスをしてくれる先生的存在で、より安心感を与える位置づけとした。
  3. 15周年記念番組「環境超人エコガインダー」
    (概況説明)
    15周年記念番組に環境をテーマとしたのは、子どもの未来を応援するというコンセプトの中で、子どもたちの未来は、「地球温暖化」によって左右されるといっても過言ではないと言われており、子どもたち自身が自分たちの地球は自分たちの手で守っていこうということを考えるきっかけになればと思い決定した。本年はちょうど洞爺湖サミットもあり、世の中でも環境問題への関心が高く、社会的存在価値のある良いテーマと考えた。環境問題の抽象的なものを如何に子どもに分かりやすく面白く伝えていくかということが鍵になると思う。

    (詳細説明)
    視聴ターゲット選定に苦労した。現在の小学生が成人になるときに、環境問題がいちばんの危機的状況を迎えるとの学説があり、彼らに対して環境問題を考えるきっかけを作ってあげたいというのがそもそもの企画の始まり。善いことするのがヒーローものとの考えに立脚している。但し、ヒーローものは、すぐに卒業してしまうので、もう一つの惹きつける要素として、ストーリー性、お笑い要素も盛り込む。小さい子どもはヒーローの真似をし、少し上の子どもは、ばかばかしさと面白いストーリーが記憶に残り、内容が残る。 また、親が一緒になって行動し、コミュニケーションを深めることも大切。子どものみに頼るだけではなく、子どもの視聴をきっかけに、親はWEBで知識・情報の確認をするといった2重構造をとる(TV+WEBサイト)。
    テーマを「家(うち)エコ」としており、例えば、水道や電気の無駄遣いを止めることなど、ひとつひとつは小さなことでも気をつけることが、社会全体の総和として大きくなることに気づいてもらいたい。非常に大きなテーマであるが、習慣づけを念頭におき、ドラマの作風は軽くしてある。

−以上をもって本日の番組審議会の議事全てを終了した。

次回は、11月25日(火)14:15〜キッズステーション会議室にて開催予定。