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「勇午〜交渉人」 作:真刈信二/画:赤名 修 |
| 真刈 信二さん(原作者) 原作はどのようにして生まれたんですか? 真刈さん: 私はもともと、ノンフィクションライターとして活動していました。いろいろな国を訪れて取材をしましたが、記事として掲載できるのは取材したうちのほんの一部です。そこで記事として書けない部分を、マンガの原作として書いたらどうかと思いついて書き始めたのがきっかけでした。交渉自体は、みなさんが日常的にしていることです。それをプロとして、フリーの交渉人という設定をした時に、どんなストーリーが生まれるか。プロとなれば、仕事は必然的に難しいものになります。交渉を難しいものにすれば、自然に交渉人のキャラクターも固まってくるだろうという感じで書き始めたんです。 交渉を仕事にする人物が実際にいるという話は、イギリスで聞いたことがありますが、私自身は会ったことはありませんね。 アニメ化という話を聞かれた時、どう思われましたか? 真刈さん: これまでに実写で映像化したいという話は何度もあったんですが、果たしてどんな俳優が勇午を演じられるのか、私自身イメージが浮かばなくてずっと断っていたんです。そこへ今回のアニメ化の話があって、アニメならいいんじゃないかと思いました。原作を書きながら、私の頭の中には常に映像が浮かんでいました。それがアニメとして見られるのはうれしいな、と思いましたね。 「勇午〜交渉人〜」の見どころを教えてください。 真刈さん: 今回はパキスタン編とロシア編をご覧いただきますが、国によってこんなにも考え方が違うんだということを感じてほしいと思います。人間みんな一緒だとか、通じ合うものだとか言いますが、なかなか通じ合えないんだということを知ってほしい。「勇午」は見ごたえのある作品ですので、ぜひご覧になってください。 |
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| 赤名 修さん(漫画家) 「勇午」の連載をアフタヌーン誌で始める前、取材で実際に、パキスタンとロシアを訪れたそうですね。 赤名さん: 実際に現地に行って取材できるというのがすごく魅力的でしたね。編集部に写真を用意してもらって、これで描いてくださいと言われても、今、作品になっているようには描けなかったと思います。自分が肌で感じたことを絵にできたというのは貴重な体験でしたね。どちらの国も街中に軍人がウロウロしていて、カメラのシャッターを切るのに、すごく緊張したのを覚えています。 作画について、真刈さんから何か事前に注文はありましたか? 赤名さん: それは一切なかったですね。真刈さんが書かれた脚本を読んで、自然に浮かんでくる絵を自由に描かせていただいたという感じです。登場するキャラクターの多くは、現地取材の時に会ったガイドやコーディネーター、町で会った人々などをモチーフに描きました。 アニメ化という話を聞かれた時、どう思われましたか? 赤名さん: 机上で描いているものがアニメになって動き出すというのは、非常にワクワクする出来事です。私自身は、アニメ化された映像をまだ見ていないのですが、私が真刈さんから一切注文を受けなかったように、僕もスタッフの方々には一切、注文はしませんでした。パキスタン、ロシアの空気感が、アニメでどのように描かれているか、期待と不安でいっぱいですが、絶対に面白い作品になると思いますので、みなさんぜひご覧になってください。 |
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