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六月十三さんインタビュー

監督&出演者インタビュー

月まで38万キロ科学の旅

監督&出演者インタビュー

高本宣弘監督
高本宣弘監督
主な作品に『姫ちゃんのリボン』、『ナースエンジェル りりかSOS』、『地球SOS それいけコロリン』、『仰天人間バトシーラー』など
高本宣弘監督
─初めてストーリーを読んだ時の感想を聞かせてください。
最初に「妄想科学シリーズ」と聞いた時に「あ、何やってもいいんだな」という感じがありましたね。テレビアニメでは制作上、いろいろな制約があるんですけど、今回はそれを全部とっぱらって、やりたいことを全部やろう、やれるチャンスだなと思って、思う存分作らせていただいている感じです。
僕らの世代では「ワンダバ」というと特撮もので、メカが発進したり戦闘したりするときにかかる音楽のことを指すんですが、すごく胸がときめくんです。このときめきと、笑いがうまく出せればいいかなと思っています。


─「ワンダバスタイル」を制作する上で、演出方法として何か特長はありますか?
「大げさにみせる」、「スケールを大きく見せる」ということに気を使っていますね。ちょっとしたリアクションでも、マイケル花形が吹っ飛んだりとか。意味はないけれどもとにかく派手に派手にという風には考えています。

─ 声優陣のアフレコの様子を見ていていかがですか?
オリジナル作品なのでイメージがつかみにくいでしょうから、みなさんがどんな感じで演じられるのか興味があったんです。みなさんがそれぞれ工夫をされていて、演出する側としても助けていただいた部分が多いですね。「そうきたか」っていう感じで、私自身が学ぶところもありました。

─どんな作品づくりをめざしていますか?
キャラクターのチームワークとか、セリフの掛け合いがうまく表現できればいいかなと思っています。具体的にどこがという意味ではなくて、出演者のみなさんが、和気あいあいとやってるなっていう感じが、作品の最後ににじみ出ていれば成功かなと思っています。

宮田幸季さん
宮田幸季さん
(九十九科学役)
神奈川県出身・10月9日生まれ
TVアニメ:『もーっと!おジャ魔女どれみ』(吉田かずや役)、『デジモンアドベンチャー』(ピコデビモン役)、『おとぎストーリー天使のしっぽ』(朱雀のレイ役)
宮田幸季さん
─九十九科学という男の子を演じられていかがですか?
13歳だけど天才少年ですからねえ、末恐ろしい大人になるのではないかなと思っています(笑)。彼は思いついたことを何気なく命令したりするんですけど、結構むちゃなことが多いんですね。でも一方でバカバカしいおもしろさがあったり…。九十九くんは、月に行くことに関して非常にこだわりがあるんだけど、でも抜けているところもある。そのギャップ、アンバランスな感じが魅力かなと思っています。
個人的には数学や物理はそんなに得意なほうではないのでアフレコをしていて聞きなれない用語もありますけど(笑)、その辺りを違和感なく演じられればと思っています。


─九十九くんと似ていると感じる部分はありますか?
九十九くんは、ひとつのことに集中すると周りがみえない。僕もどちらかというとマイペースなのでそこが似ているかなと思います。彼の血液型はわからないんですけど、個人的にB型なんじゃないかなと、密かに考えているんです(笑)。ある一つのことに関して神経質なくらいに興味があって、でも他の事はノウテンキな感じ。設定は謎ですけど、突き止めるために血液検査の場面でも追加しましょうか(笑)。
逆に似ていないところは、物知りじゃないってところですかね(笑)。自分が13歳の頃とはえらい違いです。自分が九十九くんだったら、いま頃このスタジオにはいないでしょうけど(笑)。

清水愛さん
清水愛さん
(キク8号役)
東京都出身・3月26日生まれ・AB型
趣味:猫、カエル、TVゲーム、寝ること
TVアニメ:『コスプレCOMPLEX』(今井あてな役)、『りぜるまいん』(胡桃役)
清水愛さん
─キク8号を演じられていかがですか?
人間以外の役を演じるのは初めてですね。子供っぽくみえますけど、一応ロボットなのでしっかりした感じで演じられればと思っています。あと、キクちゃんは専門用語を早口で話すことが多いので、滑らかに話せるようがんばっています。

─早口で話すセリフは苦手ですか?
専門用語を早口で言うのは大変ですね。台本に書いてある言葉を読んで意味を理解して、「こういうシステムになっているんだな」って、イメトレしながら演じています(笑)。でも今日は早口が辛かったんですよ、口内炎ができてしまって…。言い訳なんですけど(笑)。キクちゃんが専門用語をシャープに発声できている感じが、見どころになればと思っています。
ストーリーはテンポが良くて、普通に見ているだけでも頭の回転が良くなったような、そんな感じがして…。見ていて凄く爽快感があるんじゃないかなと思います。

千葉進歩さん
千葉進歩さん
(マイケル花形役)
神奈川県出身・9月13日生まれ・B型
TVアニメ:『キューティーハニーF』(速見青児役)、『KAIKANフレーズ』(TOWA役)、『女神候補生』(ヒィード・グナー役)、『妖しのセレス』(御景明役)
千葉進歩さん
─マイケル花形を演じられていかがですか?
芸能マネージャーとしては「どうかな」と思う変なキャラですね(笑)。でっかいシステム手帳とパンチパーマがチャームポイントかな。あまりキャラクターを作り込まず、その場その場で“ハッチャケようかな”という感じでアフレコしています。お笑い担当なのでプレッシャーを感じますけど、アイドルユニットを盛り上げるためにも、ガンガン周りの声優陣とバトルしながら楽しめればと思います。

─マイケル花形は「さまあず」の三村さんがモデルだそうですが?
ツッコミっていう役を、あまり意識しないように、でも演じる時は積極的な姿勢を貫こうと思っています。つまらなくてもメゲナイというか(笑)、周囲に迷惑かけながらもその場その場の気持ちを高めていくようにはしています。シーンの長さとセリフをどうミックスさせて、いかにシラケさせないようにするかが重要ですね。番組をご覧になるみなさんは、マイケル花形がさり気なく(?)ボケている場面があるので、気が付いたらツッコンであげてください。

─千葉さん自身は、ツッコミとかボケを意識することはありますか?
よく天然ボケっていわれますね(笑)。言葉をよく間違えるんですよ。「のちのちシコリをのこしたくない」っていうのを「のちのち四股名(しこな)を残したくない」っていってしまったり…。なんか、時々ポンと出ちゃうんですよね。自分では気づいてないんですけど…。ツッコミっていうのはもしかしたら似合わないかもしれないですが、仕事とあらばガンガンいきますよ(笑)。

中原麻衣さん
中原麻衣さん
(夏輪ひまわり役)
福岡県出身・2月23日生まれ・AB型
趣味:映画鑑賞
TVアニメ:『七人のナナ』(頭ナナ様役)
TV:『アニメTV』レポーター
中原麻衣さん
─第1話、2話のアフレコを終えていかがですか?
私が想像していたよりも、すごいギャグアニメだなって感じでした。六月さんに「4人の中でひまわりがいちばん普通だから」ってうかがったんですけど、「どこが!」って感じです(笑)。すごく可愛らしくて、アフレコが始まって、キャラクターと一体になることができてすごく楽しかったです。
こういうと怒られるかもしれませんが、「ワンダバスタイル」に登場するキャラクターは、みんなおバカさんばっかりだ(笑)と思ったんです。でも、バカを真剣にやっているところが面白いんだと思います。


─最初にストーリー設定を聞いたときの感想は?
「えっ! アイドルユニットが月に行くんですか」って、最初はすごくとまどったところもありました。その後で、いろいろ作品の世界観とかを聞いて、「地球にやさしい方法で月に行くんだ」ってうかがって、すごくおもしろいものになりそうだなって感じました。

─ 原作の六月さんにお話をうかがった時に、セリフが少なくて、叫ぶシーンが多いとうかがったのですが?
「ミックスJUICE」みんなで、声を合わせて叫ぶシーンが多いですね。息をあわせるのがちょっと難しいかなって思いますけど、アフレコを進めていくにつれて、みんなの息がさらに合っていけるようにがんばります。

─夏輪ひまわりをどんな風に演じたいと思っていますか?
彼女の行動や発言、外見などから、私自身が感じることもいっぱいあると思うので、彼女が持ついろいろな部分が表現できればいいなと思っています。だから、ひまわりを演じる時は、自分の声のトーンの、低いところから高いところまでフルに使って、素直に自分の中からでる声で演じるようにしているんです。統一性はもしかしたらないかもしれないけど、そこを楽しんでもらえればと思います。

植田佳奈さん
植田佳奈さん
(冬出ゆり役)
大阪府出身・6月9日生まれ
趣味:楽器演奏
TVアニメ:『ファイナルファンタジー:アンリミテッド』(ヘルバ役)
ラジオ:『オレたちやってまーす』コーナーレギュラー
植田佳奈さん
─第1話、2話のアフレコを終えていかがですか?
ゆりは「ケンカっぱやくて4人の中でもトラブルメーカー」って聞いていたんですけど、今日アフレコをしてみて、まさにそんな感じでした。でもその分、歌に対する情熱が人一倍強いんじゃないかなって思っています。

─最初にストーリー設定を聞いたときの感想は?
普通の「アイドルもの」だと、デビューしていろいろな試練があって苦労をして、でも最後にはスターになるっていう、そんな感じのストーリーだと思うんです。それが、設定を聞いた時に「アイドルもの」とはぜんぜん結びつかなくて、想像がつかなかったんです。でもこれまでにない感じがして、それが逆におもしろいなと思いました。

─「冬出ゆり」を演じる上で、自分と重なる部分が多いという風にうかがっていますが?
ゆりは元ロック歌手という設定なんですけど、私もロックが好きで、よくライブハウスに通っていました。「ロックスター」っていう存在に対するあこがれがどこかあって、役柄とはいえ“それになれる”っていうことが今回すごく嬉しかったんです。私自身が持っているその“あこがれ”を、役柄を演じる上でなんとか形にできるように、イメージしながらやってます。

─原作の六月さんにお話をうかがった時に、セリフが少なくて、叫ぶシーンが多いとうかがったのですが?
全員で叫ぶシーンが多いんです。声をそろえることは大切ですけど、キャラクター(個性)を出すことも大切だと思っているので、自分なりの叫び方を考えながらやっています。

─冬出ゆりをどんな風に演じたいと思っていますか?
ゆりは4人の中でもいちばん「スターになりたい」っていう願望が強い子なんです。一本気なところをどこまで出せるかが勝負だと思っているんですけど、そういうところを見て欲しいですね。

斎藤千和さん
斎藤千和さん
(秋茂あやめ役)
埼玉県出身・3月12日生まれ・A型
趣味:カラオケ
TVアニメ:『ココロ図書館』(こころ役)
ラジオ:『VOICE CREW』パーソナリティ
斎藤千和さん
─第1話、2話のアフレコを終えていかがですか?
あやめのキャラクターは「メガネをかけていて、すごい癒し系の元フォークソング歌手です」って聞かされた時、これは「自分を押し殺してがんばらなきゃっ」と思いました(笑)。今日アフレコをして、私なりのイメージで演じたんですけど、臨機応変に、とにかく楽しく演じようと思っています。
この作品はスピード感というか、リズム感があるアニメだと思っていますので、番組をご覧になるみなさんがいろいろなことを考えながら、楽しく見ていただけたらと思っています。


─最初にストーリー設定を聞いたときの感想は?
「売れるために月に行くんだ」ってことを、アイドル4人がそんなに意識してはいないんじゃないかなって感じています。宇宙に飛ばされて「なんでなんで?」って思いながら、「月でライブってすごい!」っていう、そんなどこかアッケラカンとした感じを大事にして、私自身もそんなに深く悩まないで、単に「すごいな」って思いながら、「楽しくやっちゃおう」っていう感じで演じたいと思います。

─ 秋茂あやめは元フォークソング歌手ということですが?
フォークソングがどんな音楽なのか、正直いってわからなかったんです。それでCDを借りて、吉田拓郎さんとか井上陽水さんの曲を聴いたんですね。私の個人的な感覚なのか、世代的なものなのかはよくわからないんですけど、フォークのリズム感ってなかなか入ってきにくくて(笑)。
第1話から歌うシーンがあって、私の中では“すごくフォークな感じ”で歌ったつもりなんですけど、どうも周りの方が納得されていないというか、自分でちょっと違うかなって感じているところです。もっと勉強が必要みたいなのでがんばります。


─秋茂あやめをどんな風に演じたいと思っていますか?
「あやめは癒し系キャラです」っていわれていたんですけど、最初のテストの時に、自分なりに考えて演じてみたんです。そしたら監督から特に注文がなくて、「どうしようかな」って少し悩んだんです。でも今は役作りは深く考えないで、自分なりに感じたままを演じられればいいかなって思っています。
おとなしいキャラクターなので、「叫び」の時に“どう彼女を変えて見せていけるか”ってことを考えながら演じています。あと、癒し系にしては、表情が崩れる(ギャグ顔)回数がたくさんあるので、そのギャップを楽しんでいただけたらと思います。

森永理科さん
森永理科さん
(春野さくら役)
東京都出身・4月25日生まれ・O型
趣味:音楽・写真・サブカルチャー
TV:『テクノ・ギャラリー』ナレーション(スカイパーフェクTV!)
森永理科さん
─第1話、2話のアフレコを終えていかがですか?
実はこの作品が、私の声優デビューなんです。収録中に「メパチ」(キャラクターが瞬きをすること)という言葉が出て、意味がわからずに動揺していたんですけど、先輩方にいろいろ教えていただきながらがんばっています。
さくらちゃんは、4人の中でも芸歴がいちばん長いんですけど、傲慢なところとか、ちょっとブリっとしてるところとか、そんな彼女のキャラクターを見てもらえたらと思ってます。楽しくやってますので応援してください。


─最初にストーリー設定を聞いたときの感想は?
「月に飛ばしたい人」と、「それで有名になりたい人」とのギブ&テイクな関係が、すごくおもしろい発想だなって思いました。でもその後、「月に行ったらその先どうなるのかな」とか、「月でライブをしてもお客さんいないな」なんてリアルに考えたりして、自分なりに楽しんでいるところもあります。売れないアイドルが、最後には「素敵なアイドル」に変わればいいなと思っています。

─ 春野さくらは元童謡歌手ということですが?
童謡は子供の頃から聴いているはずなんですけど、この役をもらう前は、どこか聞き流してたんだなって感じますね。今はテレビの「みんなのうた」とかで童謡が流れてくると、「あっ、さくらはこんな歌を歌ってるんだ」って感じながら、演じる時にイメージできるようにしています。

─春野さくらをどんな風に演じたいと思っていますか?
見た目とは裏腹な、“煮えたぎるような腹黒さ”をうまく出せればと思っています。それと、物語が進むにつれて、お高く止まっている彼女がどんな風に変わっていくのかも見ていただきたいと思います。



(C)2002 ワンダーファーム/ワンダバスタイル製作委員会

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