「セーラームーン」などでおなじみの伊藤郁子先生が、10年近く、構想をあたためてきた作品ということで、スタッフの方々の意気込みも、並々ならぬものがあるようです。「プリンセスチュチュ」の製作発表会での、スタッフの方々のコメントをご紹介しましょう。
左よりふぁきあ役の櫻井孝宏さん、みゅうと役の矢薙直樹さん、あひる役の加藤奈々絵さん、るう役の水樹奈々さん(左)。「プリンセスチュチュ」完成へ向けての意気込みを語るスタッフのみなさん。4人の声優陣のほか、春山克典さん(左から1番目)、佐藤順一総監督(左から2番目)、主題歌を歌う岡崎律子さん(右から1番目)も登場(右)。

ハルフィルムメーカーでは、ここ数年、佐藤監督を中心にオリジナル作品を作ってきました。今回は伊藤郁子さん原案のこんな作品があるということを聞いて、見てみたら、摩訶不思議なんですけどすごく楽しめる作品だったので、ぜひやりたいと考え、制作することになりました。クリエーターが思いっきり情熱を傾けて作れる作品だと思います。作り手が感動して、見る人といっしょの感動を味わいながら作ってもらいたいですね。夢あり、感動あり、笑いあり。みなさんで楽しんで見てもらえる作品に仕上がると思います。
ハルフィルムメーカーが
これまでに製作したアニメ
「新白雪姫伝説プリーティア」「ストレンジ ドーン」「BOYS BE…」など

この作品のラフを最初に見たのは、11年前。黒いアヒルと白いアヒルが向かい合っているというものでした。それから伊藤郁子さんが構想を重ねて10年近くが経ち、アニメ化が実現したわけです。この作品には伊藤郁子さんの好きなものが詰め込んであります。たとえば、バレエ音楽、ドイツ、ファンタジー……。構想どおりに制作すると、とてつもない壮大な物語になってしまうので、整理しながら、できるだけ原案がもつピュアなところを出していければと思っています。作品作りに関しては、バレエのことはよく知らなかったので、もう、苦労の連続です。クラシック・バレエには決まりごとが多いですしね。実は今回、知り合いに先生を紹介してもらって、実際に体験して制作しました。でも、私が踊っている姿は想像しないでください(笑)。
佐藤順一さんがこれまでに
製作をしたアニメ
「魔法使いTai!」「美少女戦士セーラームーン」「おジャ魔女どれみ」など

あひるは、元気がよくて、やさしくて、いいんだか悪いんだか、思っていることを全部、表に出してしまうキャラクター。あひるのそんなところを、うまく演じたいと思っています。
加藤奈々絵さんがこれまでに
声を演じたキャラ
「しあわせソウのオコジョさん」(ゆうた役)、「魔法使いTai!」(増子まどか役)「朝霧の巫女」(百合草千佳役)など

この作品のビデオと台本を見ましたが、とてもキレイな絵で、引き込まれました。自分の役は心をなくした王子様役なんですが、想像していた以上にみゅうとには心がなくて、むずかしいなぁと思っています。でも、やりがいのある役ですね。みゅうとは心を少しずつ取り戻していくんですが、その取り戻した分だけ感情が回復していくんですよね。そのたびに芝居を変えていかなければいけないので、そこをがんばっていきたいと思います。
矢薙直樹さんがこれまでに
声を演じたキャラ
「仰天人間バトシーラー」(ミニマンダー役)など

ふぁきあは、クールでいつもみゅうとといっしょにいて、チュチュの活躍をじゃまするキャラなんですが、でも、なんでそんなことをするのかっていうのは、現時点ではまだ明確になっていないんですね。これから徐々にわかっていくんだと思うんですが、それがすごく楽しみですね。それから、作品がすごくナイーブで繊細なので、その世界観を壊さないように、とけ込めるように、がんばりたいと思います。
櫻井孝宏さんがこれまでに
声を演じたキャラ
「ゾイド新世紀/ZERO」(ビット・クラウド役)、「サイボーグ009<第3作>」(島村ジョー役)「爆転シュート ベイブレード」(トニー役)など

私が演じるるうは、お嬢様で、ちょっとわがままでタカビーなところもあったりする子です。とてもバレエが上手で、いつも誰からも羨望(せんぼう)のまなざしで見られているんですが、それがときに嫉妬心(しっとしん)を生んでしまって、いろいろと事件が起こったりするわけです。この先、絶対にあひるとはライバル的存在になっていく子だと思いますね。
こういう気の強い役は初めてなので、うまく演じていければいいなぁと思っています。いろいろ過去ももっていそうですし楽しみです。
水樹奈々さんがこれまでに
声を演じたキャラ
「HAPPY☆LESSON」(六祭みなづき役)、「七人のナナ」(鈴木ナナ、影ナナ役)など

脚本とシナリオ、絵を見て、すっかり入り込んで歌を作りました。必ずいい作品になると確信しています。

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