トップにもどる 嬉子さん、出番です!

嬉子さんからのお知らせ
嬉子さんを取り巻くい人々
嬉子さんを出番です!
嬉子さんにきいてみよう!
嬉子さんのとっておき
嬉子さんから、あなたへ・・・


☆第1話☆「kissはダメよ、ということ」



昔の風情を残した城下町。主婦の浅羽嬉子(うれしこ)には“魔法少女アニエス”という別の姿があり、夫とは事情があって別居の日々が続いていた。そんなある日、小学校に紅さやかという少女が転校してくる。彼女こそはワンダーランドを引き継ぐことを目的に、魔法世界リルムから送りこまれた後継の魔法少女クルージェであった。だが、この世界は嬉子の母がつくりあげたもの――世界を改変できる管理者の指輪を渡すまいと拒んだアニエスは、クルージェに戦いを挑まれてしまった。同じ日、嬉子の家に神楽巽という青年が下宿人として引っ越してきた。転居早々、嬉子は若い巽とふとしたことで急接近してしまうが、それは彼女にとっては二重に危険な道であった…。

☆第2話☆「シチューはOKよ、ということ」



もと魔法少女の友人たちからも応援を受け、母が築いた世界を守ろうと決意を新たにする人妻アニエス=嬉子。だが、新しい魔法少女クルージェ=さやかは管理者の指輪を渡さない嬉子に反発を覚え、好きに萩の町を改変しようと魔法を使い始めた。嬉子は影から魔法を打ち消していき、二人の対立は深まる。一方、柏出版に勤め始めた下宿人の巽は、小説家の浅羽保の担当に回された。だが、気むずかしい保は原稿依頼を拒絶し、巽を追いかえしてしまう。ふとしたきっかけで一堂に会する巽、さやか、嬉子。小競り合いを続けながらも家に戻った嬉子は、ビーフシチューをさやかにごちそうする。さまざまな具材がひとつに溶けたシチューにこめられた嬉子の想いとは…。

☆第3話☆「大人ってコドモ、ということ」



ワンダーランド管理者の証である指輪を嬉子から奪うことができず、同級生の子どもっぽさにもいらだつばかりのクルージェ=さやか。そんなとき、魔法世界リルムからパラソルを使う魔法少女ブルガがやって来た。かつてクルージェと管理者の座を争って敗れたブルガは、引き継ぎの混乱に乗じて再起を図っていたのだ。指輪を強奪しようと嬉子を誘い出し、激しい魔法の戦いを挑むブルガ。そのころ保を怒らせた巽は、勤務先が出版社にしては殺気に乏しいという声を聞き、疑問を職場に抱き始めていた。だが、社長をともなってふたたび保のもとを訪ねた巽は、保と社長の意外な顔を発見する。大人と子ども、ふたつの間で嬉子と巽の心は大きく揺れ動いていく…。

☆第4話☆「夕立は危険よ、ということ」



夫である保のもとを久々に訪れ、片付けをする嬉子。だが、あいかわらずキスを拒み続ける嬉子の態度に、保はいらだちを抑えることができず、二人の間は断絶したままになった。幸せを見失ったような保の文章を読み、疲れはてベッドで寝込んでしまった嬉子を見て、巽は二人のことを気遣う。だが、嬉子の不調を巽から聞いたさやかは、チャンスとばかりに魔法を使って城址公園を遊園地に改変し始める。それを察知した嬉子は、魔法少女に変身して豪雨の中でさやかと対決するが、意固地になっていることをさやかに指摘され、夫との間にできた深い溝を戦いの中で思い出してしまう。その根は、幼き日の嬉子が母から聞いたこの世界の成り立ちに関することであった…。

☆第5話☆「大人ならOKよ、ということ」



嬉子を応援すると誓ったものの、編集者としては未熟者の巽。嬉子の夫の保には、なかなか小説執筆の依頼を取りつけることができなかった。保が萩の街に暮らし始めたきっかけは、幕末の偉人・吉田松陰。彼について調べるようお題を出されたものの、巽の回答は満足いくものではなかった。励ましを得たことで嬉子はつかの間の平穏を得たものの、同級の小学生たちに苛立つさやかは、新たな企てを思いついていた。嬉子のヒントで、松下村塾の部屋を訪れる巽。そこで彼は、激動の時代を憂いながらも大局を見通し、門弟一人ひとりの人格を尊重する松陰の幻を見た。そのとき、巽のもとに一人の女子大生が近づいてきた。

☆第6話☆「大人の魅力って・・・、ということ」



寝苦しい夜、巽は嬉子が扇風機や団扇に魔法をかけて涼む光景を目撃してしまった。翌朝、舞子おばあちゃんがダンスの練習中にギックリ腰になってしまい、代わりに嬉子と巽が『国定忠治』の芝居へ行くことになった。これはデートなのだろうか? 一方のさやかは、貧乳を同級生の裕貴にバカにされてしまったが、大人に変身して本命の巽へ接近しようと試みる。新進陶芸作家、丹羽和樹を取材中の巽に割りこんでいく大人さやか。巽が気に入った作品は、実は和樹の父親のものだった。萩焼は、焼き上がりの土の軟らかさとその吸水性に特徴があるという。長年使いこむうちに茶器は茶馴れをして大人の深みを持つ。その会話を聞いていたさやかは、突然苦しみ始めた…

☆第7話☆「すぐそこにあるキス、ということ」



リルムから来た魔法少女シャネを退けたアニエス=嬉子。だがキスをすれば、いつか必ず魔法を失ってしまう。保との結婚も、嬉子のキスの拒絶が原因でうまくいかなくなった。巽への不安を抱く嬉子。見かねた舞子おばあちゃんは、気を利かせて巽と二人きりの酒席を設ける。その最中に巽の携帯電話が鳴り響く。海でデートしたいという紅さやかからの誘いだった。あっさり引き受けた巽に嫉妬を抱きつつ、嬉子は酔っぱらって眠ってしまった。翌日、夫の保に面会した嬉子は、巽への気持ちを見透かされて平手打ちを放ち、二人の仲はますますこじれていく。そして嬉子は水着に着替え、大人さやかと巽がデートする海水浴場へと監視に出かけてしまうのだった……。

☆第8話☆「想う人がいる、ということ」



アニエス=嬉子の、母がつくった街を守る戦いは続く。負担のあまり、とうとう嬉子は熱を出して寝込んでしまった。看病してくれた巽に感謝する嬉子。やはり彼が消えてしまうことこそ、最大の不安……。ワンダーランド管理者の交代が進まないことに苛だった魔法世界リルムの評議委員たちは、クルージェ=さやかを呼び出して叱りつけた。小学校に戻ったさやかは、保健室のヴァレンタイン=由貴に相談する。彼女はアニエスが管理者を受け継ぐ際にサポートとして来た魔法少女だった。新たな世代交代を前に、由貴はさやかのサポートを決心する。故人の魂を弔う送り火が東光寺の灯籠にともり、万灯会が始まった。由貴は、亡き恋人に改めて別れを告げに来たのだ…。

☆第9話☆「思い残すことはないように、ということ」



嬉子の前で、思わず巽を殴りつけた保。嬉子は、夫の保に対してついに別れの言葉を告げ、巽を守ることにこだわる自分の気持ちを認めていく。そんな巽に陸上部の後輩、綾瀬ゆう子から結婚して故郷に戻るという連絡が入った。ここにもひとつの別れがあった。そんなとき、舞子の娘で前任の管理者でもあったフレイヤが嬉子を訪ねてきた。リルムの評議会は、嬉子がこれ以上管理者を続けることを許さないという。嬉子も街も変わらなければいけない。だが、嬉子はダメとわかりつつ、ぶつかってみないと気が済まないという。そして、さやかの前にも評議会の者が現れ、このままだと世界を強制的に消すことになると告げる。継承に残された時間は、あとわずかなのだ。

☆第10話☆「心を開く、ということ」



迫る街の消滅に責任を感じた嬉子は、巽の目の前で魔法少女アニエスの姿に変身した。クルージェ=さやかを止めようとする嬉子の前に、リルムから送りこまれた数十名の魔法少女たちが立ちはだかる。だが、攻撃から嬉子を守ったのは、さやかであった。巽もまた身を挺して空中から落ちる嬉子をキャッチした。嬉子は、ついに巽にすべてを語り始めた。夢や希望に飢えたリルムの人びとのため、ワンダーランドの作り直しが必要なのだと。真相を告げられた巽は、長老たちの身勝手さに憤る。嬉子は、改めてこの街を守りたい理由は巽が好きだからと愛を告白し、巽もそれに応える。だが、評議会はさやかに24時間以内の新ワンダーランド創造を厳命するのだった…。

☆第11話☆「秋の風が吹いた、ということ」



継承者さやかを救った嬉子は思い残すことがないようにと、別居中の夫・保のもとを訪ね、すべてを打ち明けた。保は嬉子の話を受け入れ、小説の執筆へと戻っていく。自ら魔法を封じてしまったさやかに業を煮やしたリルムの評議会は、ついにワンダーランドの強制消去を決定する。不穏な風が吹き荒れる中、巽は嬉子を連れて街を脱出しようと試みるが、嬉子は巽だけを逃がし、街へと戻っていく。あわてて次の駅から戻ろうとした巽の眼前でトンネルが消失し、萩の街に異変が始まった。強風の荒れる中、嬉子は展望台に魔法陣を描き、最後の抵抗を試みる。早すぎる消去の開始にさやかは慌てるが、長老はこれを夏から秋への季節の変化にたとえて語るのだった…。

☆第12話☆「心に生きている、ということ」



クルージェ=さやかを信じて指輪を託したアニエス=嬉子は、長老と対話をするために魔法世界リルムへと向かった。迷った末に指輪を身につけるさやか。ついに管理者としての力が発動し始めた。他人の夢に依存してワンダーランドを好きにしているとリルムを批判した嬉子は長老の怒りを買って、反乱分子として投獄されてしまった。指輪の力を発動させる直前、さやかは裕貴に出会い、思いがけない愛の告白を受けた。たとえ世界が変わっても、裕貴の思いは同じだと確認したさやかは、決意を固めて駆け出す。そのころ嬉子は、リルムの牢獄で母アプロディーテと再会していた。この街をどうして今のようにしたのか、その真意が母の口から語られ始める……。

☆第12話☆「あなたがそこにいる、ということ」

 

【未定】
ページトップへ ▲