ナイトウィザード The ANIMATION

STORY

第13話
「ハッピー・バースデイ」

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:山本裕介
演出:熊澤祐嗣、山本裕介
作画監督:下谷智之,岩崎光洋,海堂ひろゆき

 歪み、汚れ、堕落したこの世界に絶望し、全てを無に帰した後、新たに世界をやり直すため、シャイマールを復活させようとするキリヒト、こと、世界の観察者ゲイザー――。その目論み通り、くれはの死を見て絶望したエリスは、シャイマールを発現させた後、その心の中に閉じこもってしまうのだった……。果たして、七つの翼を持つ大魔王シャイマールは、この世界に復活した――!!
 そうして、ゲイザーの命ずるまま、絶対的な力で、この世界を破壊しはじめるシャイマール。しかし、主たるゲイザーに背き、この世界を守る事を決意したアンゼロットは、学園ごとシャイマールを時空の狭間に閉じ込めるのだった。そして柊蓮司は、エリスを絶望の淵から呼び戻すため、今回ばかりはアンゼロットと共同戦線を張る事にしたベール=ゼファーとともに、再びゲイザーに挑むのだったが――
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第12話
「さよなら」

脚本:吉村清子
絵コンテ:河本昇悟
演出:福田貴之
作画監督:若山政志、塩川貴史

 何者かの手によって、過去と記憶の崩壊が始まったエリスを連れ、学園に逃げ込んだ柊の目前に現れたのは、くれはだった。否応なく対決することになる二人――。一方、アンゼロットの宮殿には、ベール=ゼファーとリオンの姿があった。「平和的話し合いに来た」という言葉通り、ベルは今回の事態に関してアンゼロットを諭し始める。
 曰く……シャイマールの復活を目論んだ首謀者は誰なのか?……そもそも、七つの宝玉は、裏界への門を開く為の物ではなく、シャイマールの力を七つの美徳で封じたものであり、それを揃えるという事は、その復活を意味する。……その事実を隠し、アンゼロットに宝玉を集める事を命じた今回の首謀者は誰なのか?……そう、それはアンゼロットの主であり、この世界を見守る観察者であるゲイザーに他ならない!……そして、シャイマールの完全復活の為、その側でアンゼロットの追手から守りつつ、逆にエリスを追いつめていった者こそがゲイザーなのだ!!、と。
 そして、その言葉通りキリヒトは、柊の説得に応じ再びエリスを守ることにしたくれはを、エリスの目の前で刺し殺してしまうのだった――!
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第11話
「記憶の欠片」

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:佐藤順一
演出:後藤圭二
作画監督:松本健太郎

 アンゼロットに抹殺されそうになったエリスを守ったのは、キリヒトだった。そして、エリスを助けようと駆けつけた柊とともに、宮殿から逃げ出すことに成功するのだった。
 一端、エリスのアパートに逃げ込んだ三人は、これまでエリスを守ってきた“おじさま”に会うため、エリスが暮らしていた孤児院へ向け出発する事に。しかし、アパートを出た所で追手のロンギヌス達に囲まれてしまい、自分からその相手を買って出たキリヒトを残し、エリスと柊の二人で孤児院に向かう事となるのだった。
 追っ手を巻き、なんとか孤児院にたどり着いた二人だったが、しかし、そこで“おじさま”の手がかりは得られなかった。けれど、エリスを慕う先生や子供たちに暖かく迎えられ、そうして、エリスの焼いたマドレーヌを食べながら、孤児院の書庫にあったアルバムをめくって、ここでのエリスの思い出を確かめることになるのだった。
 が、その時、不可思議な現象に襲われる。なんと眺めている最中のアルバム写真から、エリスの存在がどんどん消え去っていったのである――!
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第10話
「破壊の神」〜カルネアデスの板〜

脚本:吉村清子
絵コンテ:河本昇悟
演出:黒田幸生
作画監督:清水泰生

 魔王ベール=ゼファーに奪われた最後の宝玉・希望の玉を奪還し、裏界への門を開く魔法陣を発動させた柊達だったが、魔法陣はエリスの宝玉を赤黒く反転させ、7つの巨大な翼を出現させた。そして、それぞれの翼から放たれた光は、敵味方を問わず周囲に刃を向けるのだった!
 決死の覚悟でトランス状態のエリスの元に向かった柊は、エリスの正気を取り戻す事に成功する。が、その時には既に、7つの翼は魔王軍やウィザード軍に壊滅的なダメージを与えただけでなく、土星の輪の一部やその衛星すら消失・破壊してしまっていたのだった。その翼と絶大な力は、紛れもなく大魔王シャイマールのものであり、それはつまり、エリスはシャイマールの転生体である事を示していた……!!
 自分のした事に呆然とするエリスは、アンゼロットの手により宮殿の隔離室に隔離されてしまう。しかしいつ、シャイマールに呑み込まれ、再び力を解放するか判らない状況なのだった。そして、ゲイザーの命を受けたアンゼロットは、そんなエリスを抹殺する事を決断するのだったが――
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第9話
「パンドラの匣」
〜ベル対アンゼロット〜

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:大脊戸 聡
演出:大脊戸 聡
作画監督:岩崎光洋

 残る宝玉も後1つとなっていたが、エリスの想いは複雑だった。“おじさま”に会う為、誕生日までに宝玉を集めたいという想いが強いものの、前回、正義の玉を手に入れた時、自分が放った強力な魔力に不安を感じていたのだ。そうして夜空を見つめていると、不意に頭痛に襲われ、宝玉の場所を予感するエリス。それは、“すごく遠くの丸い蛍光灯のような場所”というものだった。
 そして翌朝、追試の結果以前に出席日数が危ない柊が、遅刻をせずに学校に辿り着けそうな事に喜んでいると、その目の前にアンゼロットのリムジンが現れ、いつものように宮殿に連れ去られてしまう。
 果たして、エリスの予感通り、最後の宝玉は土星の輪にあると告げるアンゼロット。更に、「最後の宝玉を手に入れたと同時に、裏界への扉を開け攻め込む」と話し、何と既に、今いる宮殿を宇宙船に変え、土星に向けて移動していたのだった。そうして、以前行動を共にしたまゆりやナイトメアと共に、土星の輪へ宝玉の探索に向かおうとするエリス達だったが、その時、目前に赤い月が出現! 魔王ベール=ゼファーが自ら現れ、行く手を阻むのだったが――
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第8話
「時代を翔ける」 〜少女の塔〜

脚本:吉村清子
絵コンテ:熊澤祐嗣
演出:熊澤祐嗣
作画監督:丹羽恭利、 塩川貴史

 残る宝玉は2つとなっていたが、天文部室では、卒業するくれはの私物の整理で大忙しだった。しかし、昔の写真をみんなで眺めてしまい、なかなか進まない。と、くれはと灯がゴミ捨てに出た時、エリスのブレスレットがきらめき、エリスは頭痛によろけ倒れてしまう。そして、駆け寄った柊と供に宝玉の光に包まれ、二人は消えてしまうのだった――!
 ……果たして、光に消えたエリスが現れた先は、砂漠にそびえ立つ巨大な塔の上層部、吹き抜けの広間に描かれた魔法陣の中央だった。そしてその目前には、魔王の一人エイミーが立っていた。自らの主を召還したかわりにエリスが現れ驚くエイミーだったが、エリスの宝玉を見て納得する。何故ならエイミーは、召還の為に宝玉の1つ、“正義の玉”の力を利用していたのだった。
 一方柊は、その塔の麓近くに出現していた。そうして、その場にいたエミュレイター達を蹴散らした所、アンゼロットからの0フォンがかかってくる。アンゼロットによると、二人は時空を遡り、紀元前三千年の古代バビロニアに居るのだと言う。そして目の前にそびえ立つ塔は、あのバベルの塔なのだった――!
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第7話
「小さな絆」
〜エリスの贈りもの〜

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:佐藤順一
演出:水本葉月
作画監督:谷川亮介

 エリスのマンションに灯が、ペットであるフェレットのどんぺりを連れ現れた。既に5つの宝玉を手に入れてはいたが、これから灯も、柊同様エリスの護衛の為、同居しにやって来たのであった。そしてその夜は、歓迎会が開かれ、エリスの豪華手料理に一同は舌鼓を打つのだった。
 とはいえ柊は、その日受けた追試の結果が芳しくなく、出席日数もギリギリで、3年生になれるかかなり危ない為、その事で頭がいっぱいだった。そして、一人ベランダで夜の秋葉原に遠吠えをしてしまい、くれはに怒られ、風呂に放り込まれてしまうのであった……。
 翌日、二年生は校外のスケート場でスケート教室だった。初めてのスケートにワクワクするエリスと相変わらずクールな灯。一方、エリスに起こしてもらったにも関わらず、二度寝して集合時間に遅れてしまった柊は、何とか遅刻を取り消してもらおうと、担任に食い下がるのだったが――。

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第6話
「悪夢」〜エリス目覚めず〜

脚本:吉村清子
絵コンテ:松尾 慎
演出:松尾 慎
作画監督:若山政志

 宮殿に呼び出され、いつものようにお茶が振る舞われる中、アンゼロットの話を聞くエリス達。しかし、エリスの顔色が優れない。それもそのはずで、なんと、5つ目の宝玉が、すぐ近くにあったせいだった。
 別のパーティーが手に入れたというその宝玉、節制の玉は、アンゼロットの持つ小さな箱の中に入っていた。しかし、差し出された箱の中の宝玉にエリスが触れた途端、宝玉は光を発して消えてしまい、エリスは昏睡状態に陥ってしまう!
 すると、その様子にアンゼロットはわざとらしく驚き、節制の玉の力でエリスは自らの心の内に閉じ込められてしまったと言うのだった。そして、エリスを助ける為には、“偶然”に居合わせた夢使いのナイトメアの助けを借りて、エリスの夢の中に直接入って目覚めさせなくてはいけない、と。
 どう見ても仕組まれてはいたものの、エリスを助け出す為、ナイトメアと供にエリスの深層意識へと入っていく柊達だったが――
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第5話
「孤島」 〜二人の魔剣使い〜

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:河本昇悟
演出:中山敦史
作画監督:阿部智之

 月で3つ目の宝玉、剛毅の玉を手に入れたエリス達だったが、学園では3学期の期末試験を迎えていた。そして、2度目の2年生だというのに結果が芳しくない柊を、追試決定の報告付きで呼び出したアンゼロットから、次なる宝玉の場所を知らされる。
 それは、“地図にない島”と呼ばれる場所だった。そこには魔剣使いのウィザード・安藤来栖がたった一人で住んでおり、結界で覆って宝玉を守っているのだという。既にウィザードを一人派遣し、説得に当たっていたが、交渉は全く進んでいないらしかった。
 そうして、島に訪れたエリス達は、安藤に会って説得を開始するも、安藤は全く効く耳を持たなかった。その様子にしびれを切らした柊は、魔剣で安藤に打ちかかるが、安藤はまき割り用の斧でアッサリはじき飛ばしてしまうのだった。更に「お前の剣には雑念が多い」と評され、宝玉が欲しければいつでも打ち込んでこいと言われてしまい、落ち込む柊だったが――
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第4話
「キリヒト」
〜月面の出逢い〜

脚本:吉村清子
絵コンテ:本田敬一
演出:宮本裕幸
作画監督:本田敬一

 メガラニカで二つ目の宝玉、賢明の玉を手に入れたエリス達の元に、次の宝玉のある場所が知らされる。それは、月――月面で宝玉を探索中だったロンギヌス部隊が、“白い悪魔”という言葉を残し消息不明になっていたのだった。
 その原因は不明のままだったが、一同は宇宙航行用のスペースシャトルタイプの箒“シルバースター”に乗って、月に向かう事に。そうして、順調に月面に近づいていたシルバースターだったが、どこからともなく現れた大量の白ウサギに船体に取り付かれ、持っていた杵で破壊されてしてしまうのだった。
 爆発でバラバラに月面に放り出されたものの、月衣によって皆、一命はとりとめていた。そして、気絶から目が覚めたエリスは、宝玉のある方角に向かって歩き始めたが、そこで再びウサギ達に襲われる。と、突然、学園中等部の制服を着た少年が現れ、エリスを守るのだったが――!
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第3話
「二つの炎」
〜堕ちてメガラニカ〜

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:佐山聖子
演出:福田貴之
作画監督:屋幸秀

 伝説の大陸メガラニカ――南極圏に存在したその場所にあるという2つ目の宝玉を探しにやってきた柊、エリス、くれはの2人だったが、裏界から送り込まれたゴーレムに襲撃される。その固さに苦戦していると、エリスの護衛を頼まれたもう1人のナイトウィザード、緋室灯が駆けつけ、力を合わせ辛くもゴーレムを撃退するのだった。そうして、氷の神殿にたどり着く一同。
 その内部は、回転扉に崩れる床、転がってくる巨石、人をも流す流水、落ちる天井、そして金だらい……と、トラップだらけであったが、柊がことごとくトラップにはまり壊して行くことで、先に進んで行くのであった。
 果たして宮殿の奥の広間、燭台に挟まれて宝玉はあった。駆け寄り、手に取ろうとするエリスだったが――。
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第2話
「下がる男」
〜世界は狙われている〜

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:大脊戸 聡
演出:大脊戸 聡
作画監督:川元まりこ

 学校の伝説の樹から七徳の宝玉の一つ、慈愛の玉を手に入れたけれど、キマイラに襲われたエリス。そこに現れたのは、柊蓮司だった。柊は、アンゼロットからエリスの保護を命じられてやって来たのだった。
柊と共にキマイラを倒したエリスは、アンゼロットの宮殿に連れて行かれ、自分がナイトウィザードの一人であり、更に裏界への道を開く為に必要な7つの宝玉を見いだす能力を持っていることを聞かされる。自分の運命を悟ったエリスは、アンゼロットからの宝玉探しの“お願い”をあっさり承諾するのだった。
そうしてアンゼロットの“お願い”で四六時中エリスの護衛をする事になった柊蓮司は、学校でも一緒にいられるようにと、エリスと同じ1学年下の2年3組に編入されてしまうのだった。更にはエリスのマンションに居候させられることになるのだったが――。
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第1話
「月匣」〜紅き月、碧の瞳〜

脚本:藤咲あゆな
絵コンテ:山本裕介
演出:熊澤祐嗣
作画監督:土屋圭

 輝明学園秋葉原分校3年生、柊蓮司。ナイトウィザードの一人である彼は、学校の出席日数が危ないにも関わらず、アンゼロットの“はい”か“イエス”の返答しか出来ないお願いにより、エミュレイターとの戦いに駆り出されていた。月匣内に柊の悲痛な叫び声が響く中、彼の操る魔剣の刃にエミュレイターの群れが倒されて行く……。
 一方、輝明学園の2年3組では転校生が現れていた。志宝エリスという名の彼女は、身よりの無い彼女を援助してくれる“おじさま”の勧めで、もう3学期も途中だというのにこの学校に転校してきたのだった。そして昼休み、巫女姿の赤羽くれはの強引な勧誘で、天文部に入部してしまったエリスは、仲良くなったくれはの案内で学校内を巡ることに。……と、伝説の樹と呼ばれる大樹を見た時、彼女は突然の頭痛に襲われるのだった――!
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