第8話 エコガインダー危機一髪!~正義のエコ意識~

こんなお話でした

悪の「エコバスタービーム」で環境良識回路にダメージを受けたエコガインダー、心配する鈴木家の人々。未来の地球では地球環境防衛研究所の片桐博士がこれまでのエコガインダーの活動データを確認していた。
地球環境のために、これまでエコガインダーが防いできた資源のムダ使い。水の出しっぱなし、冷蔵庫の開け閉め、不要な買い物袋など。こうして改めて見ると鈴木家の人々って…

環境良識回路が働かないエコガインダーは、洋子ママのこぼしたお茶をティッシュで拭って大量消費、ムダーナとハカイスを呼び出してしまう。エコガインダーの様子を見て「環境破壊のやり放題!」と喜ぶ悪者たちだったが、片桐博士が環境良識回路のバックアップシステムを起動させ、またまたやっつけられちゃうのであった。
これまでエコガインダーから学んだことを思い出す鈴木家の面々。「みんながご家庭でちょっとだけ気をつけること、その積み重ねが地球温暖化を防止するんだ!」「トウッ!」と、元気に飛び立つエコガインダーであった。

このお話のポイント

確かに鈴木家はエコ意識が低くて私たちの思うつぼ。でもエコガインダーさん、たかが一軒の家庭でしょ? 放っておけばいいじゃないの!
親子でお話をするときに役立つ、パパ・ママ用のセリフです!

一つひとつは小さくても・・・

地球のため、ぼくたちにできることは何だろう?

「京都議定書(きょうとぎていしょ)」って、聞いたことありませんか?
二酸化炭素などの温室効果ガスを減らしていこうと、世界の国々が交わした約束、2005年2月に発効しました。
その中で日本が締約した目標は、2010年までに、年間の温室効果ガス排出量を1990年当時の量から6%削減することです。
それを実現するための、家庭での二酸化炭素削減目標は、年間約3,700万トン。オフィス等での削減目標は、年間約7,300万トンです。(

数値参考:「私のチャレンジ宣言」めざせ1人1日1kg削減!
http://www.team-6.jp/try-1kg/

何千万トン…、って、途方もない数字で想像もつかない、とてもムリだと? いや、もちろん「あなた一人で達成してくれ」とは言ってません。日本中のみんなの力で達成しようということです。
そしてこれは、みんながライフスタイル・ワークスタイルを見直せば、十分に達成できる数字なのです。

現在、国民1人あたりが出している二酸化炭素の量は、1日平均で約6kgです。国民あげてのプロジェクト「チーム・マイナス6%」では、1人、1日、1kgの二酸化炭素削減を目指そう! と提唱しています。
(1kgの二酸化炭素の量とは、サッカーボール100個分の体積に相当します)。

大切なのは「自分が何をやったって…」という後ろ向きな考えを持たず、「自分にできることは何だろう?」と前向きに考え、小さなことからでも実践することなのです。

みんなのちょっとした行動で

できることから、はじめてみようか

地球の環境問題を解決するヒントは、みんなのちょっとした行動にあります。一つひとつは小さな力でも、世界中の人々の取り組みが集まれば大きな力になります。
参考までに、ホームページ「『私のチャレンジ宣言』めざせ1人1日1kg削減!」(http://www.team-6.jp/try-1kg/)から、今すぐにでもできそうなことをご紹介します。
どれも、ちょっとしたことですよね。
それぞれの数字(グラム数)は、その項目を行った場合の、1人1日あたりの二酸化炭素削減量です。

◎温度調節で減らそう
□夏の冷房時のエアコン設定温度を26℃から28℃に2℃高くする。
 <83グラム>
□冬の暖房時の設エアコン設定温度を22℃から20℃に2℃低くする。
 <96グラム>

◎水道の使い方で減らそう
□風呂のお湯を利用して身体や頭を洗い、シャワーを使わない。
  <371グラム>
□シャワーの使用時間を1日1分短くする。
  <74グラム>

◎買い物とゴミで減らそう
□買い物の際は、マイバックを持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ。
  <62グラム>
□ゴミの分別を徹底し、廃プラスチックをリサイクル。
  <52グラム>

◎電気の使い方で減らそう
□冷房の利用時間を1時間減らす。
  <26グラム>
□暖房の利用時間を1 時間減らす。
  <37グラム>
□電化製品の主電源をこまめに切って待機電力を節約。
  <65グラム>
□テレビを見ない時は消す。
(ブラウン管テレビ)<13グラム>

全国では、地域ぐるみで地球温暖化対策を進めようというさまざまな運動も繰り広げられています。
それらの基本も、まずは一人ひとり、一軒一軒の意識の高まりから。
「家庭から地球を守る!」そんな意気込みで、自分にできることを、どんどん始めていきましょう。