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第9話「正義の結末 ~環境を護る意義~」(前編)

地球環境防衛研究所。片桐博士と東條研究員はついに環境良識回路のデータ抽出に成功し、薬師丸博士にその解析を依頼した。これで最強の敵ロストの弱点が見つかるはず。しかし21世紀にいるエコガインダーとの通信が途絶えてしまう。エコガインダーは再度のロストとの戦いで回路に大きなダメージを受けていたのだ。

倒れたエコガインダーを見守るまなぶとタケシ。そこへ「エコクラッシャー変換ビーム・ガン」によってエコクラッシャーと化した花沢先生がやってくる。先生を追って来たまなぶの母・良子と姉・ひかり。皆の目の前で、なんと花沢先生はゴミを辺りにまき散らし始めた。
「せ、先生が環境破壊している…」。信じられない光景に一同唖然とする。

エコクラッシャーのアジトでは、環境良識回路のリカバリープログラムを持って時空を超えたクイーン・デスガイアが、ロストのシステムを修復していた。
「改造した回路でエコガインダーとお前のパワーはほぼ同じになった」とロストに言うデスガイア。同じパワーでは勝つことはできない…と訝しがるステナ・1号・2号。
デスガイアはロストを見て「負けずとも勝てない相手エコガインダーだが、倒す方法はある。同じパワーを持ったお前にしか出来ぬ方法がな…」と冷たい笑みを浮かべる。

ゴミをばら撒き、環境破壊を続ける花沢先生。まなぶとタケシは必死に問いかける。
「先生、もうやめてください」「地球環境を護るのは僕たちの務めだって教えてくれたのは先生じゃないですか!」「リユース、リサイクル、リデュース、全部教えてくれたのは花沢先生なのに…」

目の前の環境破壊を止めることも、エコクラッシャー化した花沢先生を救うこともできず、崩れ落ちたままただ見ているしかないエコガインダーの悲しい表情。
その顔に影が差す。苦しむエコガインダーにそっと歩み寄った2つの影とは…

第10話「正義の結末 ~環境を護る意義~」(後編)

ロストの環境良識回路は良識チップのプログラムを悪の心に書き換えたもの。データ解析を終えた薬師丸博士はロストのパワーを超える「エコロジーパワー増幅装置」を開発した。より強いパワーでロストの回路と同調させれば、悪の心は消えるはずだという。しかし通信が遮断された今、誰かが21世紀へ行ってエコガインダーに再起動装置を装着するしかない。片桐博士は頼もしい仲間のことを思い出し、その2人にエコガインダーと地球を救うための装置を託したのだった。

ふたつの影がエコガインダーを抱き起こし、環境良識回路に再起動装置をかざした。反応する回路。システム復帰したエコガインダーの目に2人の顔が映る。
「エコガインダー。超えてきたよ、時空をね」「俺たちが来たからには、もう大丈夫」
「ム、ムダーナ。ハカイス!」
復活したエコガインダーがエコロジービームを花沢先生にむけて放ち、先生は我に返る。

「そこまでだ、エコガインダー!」と現れたロスト、ステナ、1号・2号、さらにクイーン・デスガイア。ステナはムダーナとハカイスを裏切り者とののしり、デスガイアの「痛めつけてやるのにょ~!」の号令で、エコガインダー、ムダーナ、ハカイス VS. ロスト、ステナ、1号・2号の激しい戦いが始まる。戦いを見守る人々。大乱戦の中、エコガインダーの心の声が人々に届く。「君たち子供は明日への希望、地球環境を次の時代へ繋いでいってくれ!」「家庭でもほんの少しのエコを、先生は環境を護る大切さを子供たちに伝えて、皆、気づいたことから行動を!」

エコガインダーは戦いの中、ステナ、1号・2号に共存の道を選ぶよう説得するが、ステナたちは受け入れない。ついにエコガインダーとロストが組み合い、環境良識回路が激しくスパークした。デスガイアは始めからロストを犠牲にしてエコガインダーを倒すつもりだったのだ。最後のエコロジーパワーが炸裂する。エコガインダーはエコクラッシャーたちもろとも光に包まれたまま空に飛び立ち、激しい爆発音が響いた。

エコガインダーの反応が消失! 「命と引き替えにエコクラッシャーを倒し、地球と子供たちの未来を救おうとしたのか」と片桐博士。しかしデスガイアの悪の思念はまだ宇宙に漂っていた。人類もこれまでか、絶望感に包まれる研究所のモニターに、エコガインダーの10倍という新たなエネルギーの出現が映される。
宇宙空間。光り輝く何かをロストに手渡すエコガインダー。2人の合体パワー「エコロジースパーク」によって、デスガイアは完全に消滅した。

地上には、空を見上げる人々の姿があった。「エコガインダーが命をかけて護ったのはあなたたちの未来。これからはあなたたちがヒーローとなって地球環境を護っていくの」とムダーナ。「ほんの小さなエコが、明日へとつながっているんだ」とハカイス。笑みを残しながらムダーナとハカイスは消えていく。まなぶとタケシを始めとする人々は、空に向かい声を揃えて叫んだ。
「ありがとう! エコガインダー!」。大切なことを教えてくれたエコガインダーへの感謝の言葉がいつまでも響くのだった。

おわり
エコガインダーII/©2010 Kids Station Inc.