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スペシャル
アンジェ第2期主題歌インタビュー

第1期から引き続き、オープニングを歌われるGRANRODEO(KISHOW<谷山紀章>さん、e-ZUKA<飯塚昌明>さん)のお二人と、エンディングを歌われる2HEARTS(森川智之さん、立木文彦さん)のお二人にお話を伺いました♪
 

−まずは、GRANRODEOのおふたりに。
 第1期に続いて第2期のオープニング主題歌も歌うことが決まってのお気持ちは?

KISHOWさん:
第1期を我々が歌っていたので、逆に第2期、俺らじゃなくなったらきついな、と思っていました。「何かおイタしちゃったかな」と(笑)。まあ、よかったなと、ホッとしました。

e-ZUKAさん:
第1期は今までのGRANRODEO……って、1枚しか出していないんですけど(笑)、それとは違う感じのものを作れたので、たぶん次も頼まれるだろうと。まあ、当然だなと……そんなことはないんですけど(笑)、いや、嬉しかったです。


−第1期オープニングテーマ「Infinite Love」は宇宙という大きな世界観の中での愛を
 イメージした歌でしたが、第2期のオープニングはどんなイメージで?

e-ZUKAさん:
第1期オープニングの「Infinite Love」は、それ以前に出していたGRANRODEOの曲とはちょっと違う、ポップな感じだったんですよ。それまで、GRANRODEOは、ギター、ドラム、ベースという感じのサウンドだったんだけど、そこにストリングスやシンセサイザーのキラキラした音を入れて、メロディもポップでキャッチーなものにしたんです。ということで、第1期はGRANRODEO本来のサウンドとはずいぶん違うものだったので、第2期のオープニングでは、第1期とはガラリと変えようと。前は明るく、宇宙……スペイシーでファンタジーという感じだったので、今度はもうちょっと人間臭い、“人と人との繋がり”や、“憎悪”とか“愛情”という表裏一体の感情、“諸刃の剣”みたいなところを出していこうかなと。

KISHOWさん:
前作「Infinite Love」は本当にファンタジーなんですけど、今回はリアルを突きつける、みたいな。そんなギャップがありそうですね。ボーカルのイメージや歌い方も変わってくるでしょうね。

e-ZUKAさん:
だから、曲はメチャ速で、パンキッシュで攻撃的な感じです。ヘヴィもヘヴィだし、速いのも速いし、歌い方もかなりアグレッシブな感じ。ハードロックにパンキッシュな感じが入るような曲になるかなと思っています。


−タイトルは?

KISHOWさん:タイトルは、「慟哭ノ雨」といいます。

−KISHOWさんは「Infinite Love」に引き続き、第2期の主題歌でも
 作詞を担当されるということですが、KISHOWさんの作詞スタイルは?

KISHOWさん:
たいがいe-ZUKAさんが作り上げた曲に対して歌詞をあてるという作業をやっています。
メロディを2回通して聞いて、浮かんできた言葉をとりあえずピックアップしていって、その言葉から繋がるイメージを広げていくという感じです。最近、何曲か作詞を担当させてもらってから、メロディに対する言葉のノリみたいなものを意識するようになってきましたね。ただの“詩”と“歌詞”というのは違うような気がするので、そこは意識しています。歌ってみてノリが悪いなという理由で歌詞を変えるということもあります。


−KISHOWさんが先に詞を書くというパターンもあるんですか?

KISHOWさん:
ここ何作か、いわゆるカップリング曲というのは、そういう作り方をさせてもらっています。僕が先にイメージを書いて、その言葉からのイメージで曲を作ってもらうという。

e-ZUKAさん:詞が先にあるほうが作りやすいですよ。言葉が先にあるからイメージもすごくわきやすいし。

−続いて、2HEARTSのおふたりに。第1期に引き続き、
 第2期エンディングテーマを担当することが決まってのお気持ちは?

森川智之さん:
とりあえず、1クールが終わって、次は僕らの演じているキャラクターが出てくるから、よりがんばって歌わなきゃと思いました。決まったときは、非常に嬉しかったです。二人で抱き合いました(笑)。

立木文彦さん:
そうだね。泣いたよ。1000リットルの涙を流しました(笑)。

立木文彦さん:
「アンジェリーク」第1期には、声優として僕はまだ出ていないのに、主題歌を2HEARTSが歌わせてもらっていいのかな、という気持ちもあったんですよ。今回、第2期のエンディングも続けて歌うことが決まって、僕自身は2HEARTSという大きなレールがパーッと広がってきて、「どこに行くんだ〜!」みたいな驚きと、どんどんほどよい感じのスピードで進んでいるなという期待がありますね。まあ、救いといえば、オープニングじゃなくてよかった! ハードロックだったらたぶん歌えないから。年々、パワーがなくなってますからね(笑)。エンディングでしっとりとやらせていただいてよかったなと。


−第2期エンディングテーマ「約束の地へ」はどんな世界観の詞ですか?

森川智之さん:
第1期エンディングの「Dearest You」はピンポイントに「君に」という感じだったんですけど、「約束の地へ」は、どちらかというと、がんばっている人達みんなに向けての歌。曲を聴きながらみんなが幸せに向かっていくような雰囲気がある、温かくすべてを包み込んでくれる世界観を持った曲ですね。

立木文彦さん:
その通りなんです。やっぱり考えてることが合うなって感じですね(笑)。「約束の地へ」という言葉自体が印象的ですよね。大きな意味で、この曲を聴いてくれているみんなの「約束の地」、ゴールは近づいているぞ、という感じかな。本当に一緒に肩を並べて進んでいっているという感じが今回の曲からはしますね。最近の2HEARTSの曲の中で1、2を争うくらい好きな曲です。珠玉の作品が出来上がると思うので、みなさん、イメージを膨らませて聴いていただきたいと思います。
飯塚さんの曲もメロディアスで最高なんですよ。スイートソウルみたいな感じですね。詞は優しさにあふれていて、ひとりの人というより大勢の人へ、「一緒にいこうよ」という感じ。すごく優しい曲です。応援歌というより、それをフランス語にしたような感じかな…(笑)。あまり堅苦しくなく、という意味でね。まぁ、応援歌という意味でいうなら、来年、春の選抜高校野球で行進曲にたぶん合いますから! 間違いなく!!(笑) みなさんよろしくお願いします。


−曲はGRANRODEOでもe-ZUKAとして活躍中、2HEARTSのプロデューサーでもある
 飯塚さんが担当されていますが、飯塚さんはどんなイメージで曲を作られたんですか?

飯塚さん:HOLYな感じというか、聖なる感じ、セイントな感じ……。

森川智之さん:言い方変えてるだけじゃないですか(笑)。

飯塚さん:
(笑)。なんというか、温かくなるような感じ。で、淡々としていながら、ちょっとソウルっぽいところもある。詞も、「約束の地へ」といっても、自分の目標であったりとか、そんなものかなと思うんです。すべての人が想いを共有できるような感じ。だから、曲もそういう感じで普遍的なイメージがあって……。普遍的、言い方を変えれば、どこかで聞いたことがある感じというのかな。応援歌でもあり、賛美歌でもあり、というようなイメージです。


−レコーディングでのご苦労は?

立木:今してます(笑)。(注:この取材はレコーディング当日に行なわれました)

森川智之さん:苦労の連続です。真っ最中です(笑)。

立木文彦さん:この取材の前も、黒幕(飯塚さん)と3人で歌ってました。途中で抜けてきたんです(笑)。

−歌う際、何か気をつけていることはありますか?

KISHOWさん:
音程かな。ごく最近意識するようになったんですけど。ちょっと前まではノリでやっちゃった方がいいものができるんじゃない? みたいな感じだったんですよ。ライブでやるならそれでもいいけど、CDは形が残るものですから、やっぱりちゃんと歌わなきゃと。レコーディングのときは、基本的なことですけど、音程を意識するようになりました。あとはやっぱり気持ちが入っていないとね。テンションを上げてやるようにしています。

森川智之さん:
何かは飲んでます。専用ドリンクとかではないです(笑)。あと、立って歌います、とか?……うーん、特にないですね。

e-ZUKAさん:
森川さんはどちらかというとスロースターターなんで、あっためていかないといけない。歌う前というよりは、現場で歌ってから作っていくという感じですね。だから、スタジオに入る前にカラオケボックスで4時間くらい歌ってから来てくれ! って思います(笑)。

森川智之さん:解説ありがとう(笑)。

立木文彦さん:
僕は、まず睡眠時間は3時間以上とることと、ほどよく酒を飲むことと、ほどよくすること……今やっていることを普通にするということです。あとは、そうそう、これが大事! 最初にメロディをいただいて、次に飯塚さんが歌をつけてくれたものをいただくんですけど、メロディだけのときと歌詞を入れた後のものとで曲の深さが違うんですよね。最初はわからなかったりするんですけど、スタジオではなんとなくそれがわかってくるんです。歌詞がついたときのその曲の独特のノリというか、総合的な雰囲気というのを早く掴みたいと、その辺は今は注意してやっているんですけど。なかなか難しいことなんですよね。


−GRANRODEO「慟哭ノ雨」は、2007年1月24日に、2HEARTSの「約束の地へ」は、
 バレンタインデー、2月14日にリリースされます。ミュージッククリップも収録されます。

KISHOWさん:いやらしいなぁ、2HEARTSさんは〜。

森川智之さん:やらしいよぉ〜(笑)。

−「アンジェリーク」の主題歌ということで、作品から影響を受けた部分とか、
 「アンジェリーク」のこういう部分を歌いたい、というところはありますか?

KISHOWさん:
「アンジェリーク」の世界観をものすごく意識したのは、実は最初の「Infinite Love」のときで、僕らのバンドらしさと「アンジェリーク」の世界観とのバランスをとるのが非常に大変な作業だったんですね。今回は飯塚さんからもらったメロディからブワッと世界が広がったので、とりあえず自分なりに思った歌詞を書いてみようと思ったんです。それは絶対通らないだろうな、「アンジェ」の世界観も薄いし、という感じだったんですけど、今回はその線でいってみよう、ということになったんですよ。だから、曲がちゃんと出来上がって、「アンジェリーク」第2期のオープニングにのったとき、その映像がどういう風な感じになっているのか、僕自身、見るのが楽しみなんです。ハマっているといいなと。

e-ZUKAさん:
「アンジェリーク」の世界観を意識した、ということはないですね。僕は「アンジェリーク」はキャラクターソングとかを先に手掛けていたんですけど、キャラソンの方はそれこそキャラクターによっていろんな音楽のスタイルを持たせないといけなかったので。(立木さんを指して)ヴィクトール、(森川さんを指して)エルンスト、(自分を指して)ジョンでしたっけ(笑)。

森川智之さん立木文彦さん:
(爆笑)

KISHOWさん:いるの!?(笑)

e-ZUKAさん:
3クールからね。いや、いませんから!(笑)だから、「アンジェ」の世界観から影響を受けたというよりは、どちらかというと、逆にないものを曲に入れようという感じ。GRANRODEOとして持ってたものを渡した、みたいな感じに僕は捉えています。

森川智之さん:
2HEARTSは、ネオロマンスが作ってくれたユニットで、パシフィコ横浜で生まれたユニットだという気持ちが強いんです。元々のコンセプトも、あの会場に来てくれている、ネオロマンスのいろんな作品を応援してくれる人達に向けての応援歌、という感じなので。どちらかというと、「アンジェリーク」の世界を含むすべてのネオロマンス世界のイメージとイコールであると思っています。

e-ZUKAさん:実写版「アンジェリーク」ですね(笑)。

森川智之さん:
(笑)。パシフィコ横浜で歌った「夢のありか」から2HEARTSはスタートしたんですけど、その時、堀内“オスカー”賢雄さんが「ここ(パシフィコ)が“夢のありか”です!」と言っていたんです。まさにそれが僕達のことを物語っているのかな。

立木文彦さん
:この先どういう方向に行っても2HEARTSは2HEARTS。ネオロマンスから始まったもの、みんなと一緒に歩んでいるものなので。こうやってどんどん曲を作ってもらって歌っていくたびにその想いが強くなっています。曲もアーティストも一緒に育ててもらっているな、という気持ちがあります。ネオロマを応援する人達がいなければ僕らはいませんからね。


−レコーディングをするたびに、飯塚さんから提示されるハードルが上がっていて
 大変、というお話を聞くのですが、今回、またハードルが上がったなと感じるところは?

KISHOWさん:
僕は特にハードルが上がったとは感じてはいないんです。ただ、また、GRANRODEOのこういう面も出せた、という感じはあります。GRANRODEOとしての匂い、というものはあるんですけど、またニュアンス、毛色の違った楽曲になりそうだな、という感じがあるので、「毎回毎回すごいね、このメロディメーカー!」(e-ZUKAさんを指差しながら)って(笑)。聞くところによると、2HEARTSさんの方ではちょっとソウルっぽい曲を、ということでしたから、すごいですねぇ。

e-ZUKAさん:
自分のこと言われると思ってなかったから、ビックリしちゃった(笑)。

森川智之さん:こういう切り返しがくるとは(笑)。

e-ZUKAさん:
GRANRODEOに関しては、やっぱり僕ら二人のユニットなので、プロデューサーとして、「やれ!」という形ではないですから。KISHOWが「やりたくない」というものはやらないし。だから、ハードル云々というよりは、ふたりで作るものをただ出しているだけ、という感じですね。GRANRODEOでやってないものはまだまだいっぱいありますから。例えばアコースティックとかね。まだ出す機会がないだけ(笑)。

KISHOWさん:着々と燃やしてますからね。

e-ZUKAさん:
タイアップというところでは、プレッシャーはちょっとあります。「自分達がよければいい」というのではなくて、監督やスタッフ、見てくれる人達がどう感じるか、というところがありますからね。自分達ができるものでどれだけみんなを満足させられるか、ということです。

森川智之さん:
ハードル……は上がってますね。ちょっとずつ上がるハードルを、「よいしょっ!」って飛び越えながらきたんですけど、随分、ハードルが高くなって、飛ばなくても下を普通に素通りできるくらい(笑)。毎回、可能性を引き出してくれるというか、「こういうことできる?」という感じで飯塚さんが曲を作ってくれるんですよ。2HEARTSは、僕がソロで歌っているときの音楽スタイルとは全然違うものなので、自分の新しい一面を見せてもらえるというか……「飯塚道場」にいるという感じがあるので、非常に楽しいですね。

立木文彦さん:
曲を作ること自体、ものすごく大変なことだから、ご自分でもバンドをやりつつ、2HEARTSにも曲を提供してくれるという、まずそこに感謝なんですけど、グレードが下がるどころか、どんどんいい曲を書いてくれるので、できるだけ自分たちもそれに応えたいという想いでやっています。トシと一緒に歌っていると、どんどんやればやるほど、「こいつと一緒にいてよかった!」みたいなところが感じられるんです。特にスタジオで飯塚さんとトシと3人でやっているとき。苦しい面ももちろんあるんだけど、結果的にはすごく楽しい。それぞれのいいところも悪いところもわかって、どんどん深まっていく…それが2HEARTSというユニットをどんどん素晴らしいものにしてくれていると思うから。やっている僕らはわからないけど、聴いてくれる人達は、そのにじみ出てくるものを感じてくれているんじゃないかな。そんな期待感を持って毎回がんばっているんですけどね。

 

(c) KOEI Co., Ltd./アンジェリーク製作委員会
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