「恋する天使アンジェリーク〜心のめざめる時〜」のエンディングテーマを歌われるということで、その話を初めて聞いたとき、どう思われましたか?
立木:最初にお話を聞いたときは、「えっ!? いいのかな…?」って。ただ、2HEARTSって、ヴィクトールとエルンストのキャラクターソング「夢のありか」がきっかけで誕生したユニットなんですよ。「アンジェリーク」から生まれているから、「アンジェリーク」のテレビアニメでエンディングテーマを歌わせていただけるのは、これ以上の喜びはないっていう感じですね。
レコーディング前日や当日はいかがでしたか?
森川:前日の夜は、「明日は2HEARTSだ。立木さんと一緒に歌えて楽しいな」っていう感じですね。緊張とかそういうのは特になかったです。
立木:2HEARTSの活動自体、いつも自然体でできるんですよ。だから、普段通りという感じですね。
レコーディングはいかがでしたか?
森川:2HEARTSはこれまで、何枚かCDをリリースしてきたんですけど、回を重ねるごとに、プロデューサー&作曲の飯塚さんがハードルを高くしていくんですよ。これまでだったらOKだったものも、最近は録り直すことが多くなりましたね。
立木:そうだね。
森川:譜面とかに関係なく、「もっと高音も出るでしょう?」っていう感じで。これまで以上、さらに上のものを要求されるようになりました。でも、僕らはそれが心地いいんですよね。
立木:それはあるね。
森川:実は、「夢のありか」はふたり別々でレコーディングして、「ネオロマンス」のイベントで歌うたびに成長していったんです。今の2HEARTSのレコーディングもそんな感じで常に変わっていくんですけど、毎回少しずついい方に変わっていっているので、それが楽しいんですよ。
バンドのメンバーとも長い付き合いになるので、お互いにやりたいこともわかっているし。楽ですよね。
立木:2HEARTSのレコーディングは、とてもいいまったり感があるんですよ。レコーディングそのものはとてもスムーズで、次回に持ち越したりすることもないし。
森川:そうですね。スムーズだけど時間をかけている。作業は順調に進んで、時間があるから「もっとやろうよ」という感じで。
すでに耳にされている方もいらっしゃると思いますが、エンディングテーマ「Dearest You」、改めてどんな曲か教えてください。
立木:今までやってきた2HEARTSの曲調をよりシンプルにして、よりストレートにメッセージが伝わるような、そんな柔らかい感じの曲だと思います。テレビアニメのエンディングだという緊張感はどこかにあると思うんですけど、レコーディングは楽な気持ちでのぞみました。
森川:まず、「2HEARTSのトシとフーミンが歌えば世界観が成り立っちゃう」っていう感じの歌だと思います(笑)。たぶん、初めて2HEARTSの歌を聴くっていう人にも、世界観や方向はすぐにわかってもらえるんじゃないでしょうか。
ミュージッククリップDVDが付くということですが。
森川:イメージは「白」ですね。
立木:今回、お互いひとりで撮っているパートがあるんですけど、それぞれが浮き出ている感じになっていて、そこが二人で撮ったパートとうまい具合に複合しているんですよ。それとちょっとマジックなんかもありつつ…っていう感じですね。
前作のシングル「MOON VENUS」は、夜のイメージでしたが。
森川:前作は“大型新人”ということで、いろいろと一生懸命でしたしね。
立木:(笑)前回が夜のイメージだったので、今回は「純粋な僕達を見て」もらえればいいかなというところですね。
おふたりの“ピュアな部分”をということですか。
立木:ええ。
森川:だから、イメージでいうと、「青空」とか「突き抜けるような爽快な青」っていう感じですね。
立木:そう。色調でいうと、爽やかな方向ですね。
カップリングは、どんなイメージの曲ですか?
森川:これもまた、ガラリと印象の違う曲に仕上がっています。
立木:そうですね。これもお楽しみですよ。
森川:いうなら、「Dearest You」のイメージが「白」ならば、カップリングは黒のイメージですね。“ダーク”。
立木:“ダーク”だね。
夜の雰囲気の“ダーク”ですか?
森川:いや、ワル。ちょっと遊びが入った感じですね。
大人の感じ…?
森川:大人っていうか…ワルですね(笑)。大人っぽいっていうと、前回の「MOON〜」があって、あれがイメージなので。例えていうと…「ギャンブラー」っていう感じかもしれないですね。
曲調としては、いかがですか?
森川:疾走感がありますね。
立木:歌詞も今までとは違う感じですよ。それを僕らがまたより暴力的に演出しています。
この曲でも、限界に挑戦されていらっしゃるんですか?
立木:コーラスで、トシがたぶん、限界を超えていますね。
森川:こう、キュッとね…(笑)。
2HEARTSとしても、すでに何度かステージに立っていらっしゃいますが、おふたりのライブの楽しさを、おふたりから紹介していただけますか。
森川:トークは歌とは正反対に位置していて、いいオジサンがふたりでアップアップしながらしゃべってます(笑)。また、立木さんが不思議なトーク展開をするんですよ。だから、「頼れる兄貴」という感じがないんですよねぇ…。
立木:ダメかぁ(笑)。
森川:トークをすると、「えっ、突然、この人は何を言い出すの!?」みたいな感じですよ。僕はいつもそこを楽しみにしています。
立木:2HEARTSがステージに立ったばかりの頃はそういったトーク運びが多かったと思いますね。それも回を重ねていくと落ち着くものですよ。
森川:落ち着くと、そういった不思議トークがさらに増えますよね(笑)。とにかく、普段のMCのときは笑えて、歌ってカッコよく聴かせられればいいかなと思います。2HEARTSは、聴いてくれるみんなに元気を与えるのが目標なので、僕らの歌で元気になってもらえれば嬉しいですね。MCはMCで飾らずにいきますんで。
立木:そういう、歌とおしゃべりのギャップを楽しんでもらえればいいよね。
森川:そうですね。
おふたりのハーモニーの美しさは定評がありますがいかがですか?
立木:そういう掛け合いの部分においても、お互いが前に出てくるのもいい感じだよね。
森川:僕も立木さんも、「ここはおいしい…」と感じれば、勝手にフェイクしたり、アドリブで歌ったりしますしね。その辺はライブならではの楽しさですね。
立木:CD発売前にイベントで歌っているんですけど、2回目以降は、きっと、さらにスゴイことになると思うので、まだそんな話は出ていないですけど、これからもし、2HEARTSのライブが開催されることが決まったら、CDを聴きこんでもらって、オリジナルとライブの違いを楽しんでもらえると嬉しいですね。
最後にインタビューをご覧のみなさんにメッセージをお願いします。
森川:「アンジェリーク」は、恋愛ゲームの先駆けとなった作品です。今回のテレビアニメは、エンジュという少女がヒロインになりますが、彼女に自分自身を投影して見ていただければ、より「アンジェリーク」の世界が楽しめると思います。それから、今回のエンディングテーマ「Dearest You」は、直訳すると「最愛の人へ」という意味になります。見てくださるファンの方へ、「あなたのために」という気持ちをこめて歌っていますので、その辺を楽しんで聴いていただければと思います。
立木:「アンジェリーク」は、女性向けの恋愛ゲームということで、今回のテレビアニメも注目をしているのは女性が多いと思います。「Dearest You」も「女性に対する親愛や尊敬」などの想いを込めて歌っているところもありますので、内容も含めて、じっくり歌を聴いていただければと思います。2HEARTSが、観てくれる人、聴いてくれる人にとって、宝石のようにきらめく存在でいられたらいいなと思っています。
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