番組審議委員会詳細
2008年度 第3回 番組審議会 議事録
I.開催概要
1.日時場所:
2008年11月25日(火) 14:15~16:00
@キッズステーション 第2・3会議室
2.審議委員:
阿部敬悦(株式会社講談社 第六編集局局長)
浮田周男(株式会社ジェー・プラネット エグゼクティブ プロデューサー)
斎藤汎司(株式会社トムス・エンタテインメント スーパーバイザー)
副島恒次(舞台・TV演出家:バウ・スプリット(株) スーパーバイザー)
高芝利仁(弁護士:高芝法律事務所)
田口成光(脚本家・放送作家)
宮下友美惠(学校法人静岡豊田学園 静岡豊田幼稚園 園長)
計7名
3.事業者:
内田康幸(代表取締役社長)
貞松慎太郎(業務推進本部長)
因真一郎(放送本部長)
沼生祐介(編成部長)
押田聖弘(P)
山本晋(P)
飯野博之(経営企画室長)
石田千佳子(広報室長)
青木恒子(広報室)
計9名
II.議事内容
1.社長挨拶
当社の近況につき、以下報告を行った。
・直近加入世帯数報告
・放送に関わる、カスタマー、関係会社からの問題提起対応について報告
2.番組審議
司会進行:宮下友美惠委員長
i 対象番組:『環境超人エコガインダー』
『環境超人エコガインダー』について、事業者側より企画説明を行った後、委員の番組に対する意見も交え審議を行った。
(企画説明) 山本プロデューサー(キッズステーション)
(配布した資料に沿って説明)「環境超人エコガインダー」は、子どもの未来を応援しようというベースに沿って、地球環境という難しいテーマにチャレンジした。地球の未来を一緒に考えようという番組コンセプトを軸に、番組を補完する意味で、スタートと同時にWebを立ち上げた。
なぜエコなのか、また具体的な行動をとることによってどんな効果があるのかなど、主に親がこのページで情報を得、TVを見た子どもたちと、より深くエコについての会話や説明ができるように配慮した。
アクセス数もお蔭様で好調。
<審議委員意見>
・身近なところからという話があったが、あまりそこばかりに注力すると、スケールが小さく感じる。
・敵のキャラクターを綺麗な空気でやっつける場面があるが、空気が綺麗になる様子がヴィジュアル的に分かりにくい。
・身近なところから始める、といった着眼点は良いのだが、その先、例えば水を節約した結果、どうなるのというものが盛り込まれているとなお良い。
・絶対正義を描く場合、ユーモアの要素も必要なのではないか。説教くさい、非の打ち所がない、そういうものは、却って何も残らない。悪の側にも一工夫しないと、平面的というか、キレイごとというか、変身ものとしても型どおりのことをやってしまっていると感じる。
・ヒーローが仮面を被っていて人間的じゃない。一方、悪のキャラクターは顔が出ているので人間的に見えた。悪の側に共感が集まってはまずいのでは?
・主題歌はとても良い。
<事業者側回答>
・身近なテーマを軸に展開しているため、大きな視点からエコを捉えるのには、番組だけでは無理があり、ご指摘の通りだと思う。そこを補完する意味でも、WEBサイトで親が情報を得て、説明することを想定している。WEBでの説明で「なぜ?」に答えている。
・エコガインダーは未来の世界で作られ、現代にタイムスリップしてきたという設定になっている。
この部分は、番組内ではナレーションで説明するかたちとなった。
1話完結ながら、全体のリズムをつける意味で、第6話以降に何でムダーナ、ハカイスが悪者なのか、感情移入できる場面を作るようにした。
ii 対象番組:『ハッピー!クラッピー』10月からのリューアル作品『ハッピー!クラッピー』について、事業者側より企画説明を行った後、委員の番組に対する意見も交え審議を行った。
(企画説明) 押田プロデューサー(キッズステーション)
(配布した資料に沿って説明)9月1日より、ハッピー!クラッピーの世界観、パーソナリティを一新しスタートをきった。
08年4月より、編成強化策として9時台、14時台に『アンパンマンOVA』と『ハッピー!クラッピー』の帯放送を開始してきたが、この9月に『ハッピー!クラッピー』のリニューアルを行った結果、視聴者からの投稿や反響が高まっている。
パーソナリティはタレントの新山千春。お母さん方と同じ目線で語りかけ、番組を進行していく。子どもたちの化身であるキャラクターは森の妖精ラッピー。先生的な位置づけで取り組み、テーマに安心感を与える存在として、ハピクラ山に住むなんじゃ仙人を配した。
ハピクラタウン、ハピクラ動物園、ハピクラの海、ハピクラの音楽劇場など、子どもたちがワクワク・ドキドキする楽しい場所「ハピクラ・ワールド」を舞台に展開をしている。スタジオの設定は「ハピクラの森」で、この森には子どもたちが興味を持つ「実」のなる不思議の木があり、毎回、子どもたちの化身であるラッピーが、この実を選んで、物語が展開する。
<審議委員意見>
・チハルーの靴がハイヒールなのが気になる。もっと動きやすい靴のほうが良い。
・なんじゃ仙人のズッコケキャラを前面に出したほうが、良いのではないか。
・全体的にパワーアップした印象を受けた。
・動物のコーナー(実写)で、「オリ」が映っているのが気になった。オリの中に飼われている画ではなく、サファリパークなどで撮ってほしかった。
・動物の名前を言う時に、「さん」づけをしているが、おかしいと思う。
・各コーナーで扱う題材は、よりバラエティがあったほうが楽しいのではないか。
・チハルーの声が心地よいと感じた。子どももそう感じるのではないか。
・まねジムナのコーナー、出演している子どもに対する声がけで、上手にできる子もできない子にも、それぞれのペースにあった言葉がけを考えてほしい。
・コーナーから、コーナーへの移動に唐突感を覚えた。次は「○○のコーナー」など、コーナーを繋ぐ役割をチハルーがもっと前面に出て行った方が、自然に進むのではないか。
全体的に、チハルーの露出を増やしていったほうが、良いと思う。
<事業者側回答>
・チハルーの靴については、次回以降見直しをおこなっている。
・1才~3才を対象としているため、動物については「さん」づけで統一しているが、言葉の選び方、使い方は試行錯誤している状態で、適宜見直しを行っていきたい。
・チハルー役の新山さん含め、スタッフ全員で、今後も視聴者の皆さんに支持される番組になるよう、一丸となって取り組んでいきたい。
-以上をもって本日の番組審議会の議事全てを終了した。
次回は、2009年2月17日(火)14:15~キッズステーション会議室にて開催予定。
